デスクでの長時間作業による身体への負担は大きく、肩や首、腰の痛みに悩むデスクワーカーも多いでしょう。
筆者も当Webサイトで記事の執筆を始めて、デスクに向かう時間が長くなり腰痛に悩むことが増えました。
腰痛対策としてまず考えたのはワーキングチェアの新調ですが、安くても5万円、それなりに性能を求めると10万以上かかります。
そんなときにたまたま見つけたのが、MTGの姿勢を正すクッション『Style SMART』というアイテム。
クッションなのでどんな椅子でも使えるのが嬉しいし、ワーキングチェアに比べれば遥かに安いのも魅力です。
しばらく購入を検討していたところに、御縁があってレビュー用サンプルを提供いただいたのが1年前。
僕はそれから毎日のよう『Style SMART』に座って作業してきました。
そこで本記事は、『Style SMART』を1年使った筆者だからこそ分かる長期レビューになります。
- ラクして良い姿勢を保てる
- 社長座りにならない(できない)
- マジで腰痛が軽減される
- どんな椅子でも使える
- ダラダラできない
- クッションの高さで足や目線の位置が上に移動する
SIXPADなどを展開する株式会社MTG
MTGは3つのライン(HEALTH、BEAUTY、HYGIENE)で複数のブランドを展開している愛知を拠点とする企業です。
本記事でレビューしていく『Style SMART』は、HEALTHのStyleがリリースしているデスクアイテム。
著名人も愛用していると話題のSIXPADもMTGが展開するブランドのひとつなんですね。
『Style SMART』の仕様や特徴
正しい座り方で猫背の姿勢を予防してくれるのが『Style SMART』の特徴です。
骨盤から腰椎にかけて支えてくれるので、自然なS字カーブを保ってくれるようです。
素材にはソフトモールドウレタンが採用することで、硬すぎず柔らかすぎない絶妙な座り心地を実現しているとのこと。
柔らかすぎるクッションとは違って、適度な硬さで姿勢を固定してくれます。
最後に『Style SMART』のスペックを以下に引用しておくので、もっと詳しく知りたい方はご確認ください。
製品名 | Style SMART |
---|---|
重量 | 約2.6kg |
耐荷重 | 約120kg |
サイズ | 幅: 450mm 奥行き: 370mm 高さ: 380mm |
カラバリ | ネイビー ブラック ブラウン |
素材 | [構造素材] ポリプロピレン [クッション材] ウレタンフォーム EVA樹脂 [張り材] ポリエステル90% ポリウレタン10% |
保証 | 購入後1年 |
丸洗いはできません。汚れた場合は、絞ったタオルで優しく叩くように汚れを拭き取り、風通しの良い日陰で自然乾燥させてくださいとのこと。
『Style SMART』を開封!本体デザインをチェック
早速『Style SMART』を開封して本体のデザインをみていきましょう。
骨格がしっかりしている折りたたみができないクッションなので、大きめの外箱に入って到着しました。
ネイビー・ブラウン・ブラックの3色がラインナップしていますが、筆者はネイビーを選択しました。
色味はネイビーというよりブルーよりな気もします。
ホームページ上でみた色味のイメージとは大きく変わらないかと思います。
いろんな角度からみてみると、骨盤から腰にかけてを包み込むような形状をしているのが分かります。
筆者が使っているゲーミングチェアに『Style SMART』を乗せてみました。
今ある椅子の座り心地を手っ取り早く変えられるのは、『Style SMART』の魅力ですね。
ワークチェアにそれなりの機能性を求めると5万円以上かかります。
『Style SMART』ならワークチェアを買い替えることなく、座り心地だけグレードアップできるのでおすすめ。
『Style SMART』を1年使って分かったこと
筆者が『Style SMART』を使い始めてから1年が経過しました。
それから毎日使い倒してきた僕だからこそ分かる、『Style SMART』のメリットとデメリットを紹介していきます。
『Style SMART』の良いところ(メリット)
僕が感じている『Style SMART』のメリットをまとめました。
- 楽して良い姿勢を保てる
- 社長座りにならない
- ほんとに腰痛が改善した
上記3つについて簡単に説明していきますね。
楽して良い姿勢を保てる
骨盤から腰椎までをホールドしてくれるので、自然と良い姿勢をとれるのが嬉しいポイント。
お尻周りだけじゃなく腰椎まで支えてくれるので、それだけ姿勢を維持しやすいのが特徴的です!
社長座りにならない
疲れてくると骨盤がずりずり前に出た「社長座り」になりがち。
『Style SMART』は少し前傾しているので、社長座りどころか自然に骨盤を立ってます。
良い姿勢を保てるだけじゃなくて、悪い姿勢にもなりずらいよ!
『Style SMART』の残念なところ(デメリット)
僕が『Style SMART』を1年使ってみて感じているデメリットがこちら。
- ダラダラできない
- クッションの高さで足や目線の位置が上に移動する
僕の実体験を交えて、上記2点について詳しく述べていきますね。
『Style SMART』はダラダラできない
『Style SMART』に座っている限り、常に良い姿勢になるようにサポートされてしまいます。
つまり作業に疲れた時にダラけた姿勢で休憩することができません。
なので僕はダラダラしたいときは、ワークチェアから『Style SMART』を外しちゃってます!
たまにはダラダラしたいよね!
クッションの高さだけ足や目線の位置が上がる
もうひとつの懸念点は、足や目線の位置がクッションの厚みの分だけ上がってしまうこと。
膝を90度曲げたときに両足が床につくのが理想の姿勢なので、別のところで高さ調整が必要になります。
筆者のデスク周りでは、電動昇降デスク、フットクッションなどを導入してうまく高さをあわせています。
まとめ: 正しい姿勢で腰痛から解放されよう!
本記事では、骨盤サポートチェア『Style SMART』を1年つかったレビューを執筆してきました。
- ラクして良い姿勢を保てる
- 社長座りにならない
- 腰痛が改善した
- どんな椅子でも使える
- だらだらできない
- 足や目線の位置が上に移動する
筆者は毎日デスクで作業しているが、『Style SMART』で腰痛が軽減しているのを実感しています。
ワーキングチェアに比べれば『Style SMART』のほうが遥かに安いので、検討してみる価値は十分あるんじゃないでしょうか?
本記事がみなさんの腰痛対策にすこしでも貢献できれば幸いです。
関連: 疲れにくいデスク環境
デスクに向かう時間が長い筆者は、Style SMART以外にも前屈みを防ぐ傾斜台「ANGLE 10」などを導入しています。
疲れにくさを重視しつつオシャレさも大事にして、効率と遊び心の共存を意識したデスク周りです。
関連記事では、僕のデスク環境を例にあげつつ25以上のデスクアイテムを紹介していますので、本記事とあわせてぜひご覧ください。
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