本記事はMOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンドのレビュー記事です。マグネットでくっつくタブレットスタンドで、縦置きにも横置きにも対応している大満足な製品になります。メーカーからの製品や金銭の提供はなく、筆者が自腹で購入して実際にしばらく使ってみた印象をもとに記事を執筆しています。記事や使用感に対する質問は、記事下のコメント欄もしくはTwitter(@Number84M)のDMにてお問い合わせください。
スマホスタンドで有名なMOFTですが、「端末に直接貼り付ける」必要があって、使うにはちょっと躊躇するようなアイテムでした。
しかしiPhoneにMagSafeが搭載されたことをきっかけに、貼り付け不要の「MOFT Snap-On スマホスタンド」が登場して大ヒット。発売当初はAmazonでも数ヶ月待ちで大きな話題になりました。
そんな貼り付け不要のMOFTにiPad miniバージョンが登場したので、早速購入してレビューしていきます。
- 取り外しできるのが良い!
- iPad miniとの相性抜群
- 縦置きにも横置きにも対応
- 角度の調整範囲が豊富
- マグシールは貼り付けが必要
- iPadの前面は守れない
- 指紋がつきやすい
- ちょっぴり高い
iPad miniの強みが活きるアイテムなだけに、待ち望んでいた方も多いアイテムじゃないでしょうか?iPad miniユーザーの筆者も大満足していて、胸をはってオススメできる製品です。
貼り付け不要のタブレットスタンド:MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンド
MOFTはiPad mini用のタブレットスタンドを2種類リリースしています。
- 本記事でレビュー:MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンド
- マグネットでくっつく”貼り付け不要“のモデル
- マグネットでくっつく”貼り付け不要“のモデル
- 別モデル:MOFT X 多機能タブレットスタンド
- iPad本体にスタンドを”貼り付ける“モデル
軽く前述しましたが、今回レビューするのは前者の「MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンド」です。個人的にはiPad miniだからこそ取り外しできるタイプを選ぶべきだと感じています。
MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンドを開封!本体のデザインと付属品をチェック
早速開封してみると、マグネットが内蔵されたMOFTの本体に加えてマグシールが同梱されています。
デザインの微妙な違いはありますが、スマホ版のMOFTをそのまま大きくしたイメージですね。
広範囲にわたってマグネットが内蔵されているので、確実にiPadへ固定することができます。
折り方が豊富
2ヶ所の折り目を使い分けることで、iPadを立てる角度が変わる仕様です。
さらに横置きの角度をかえられるように、本体中央に折り目がついてます。
合計4パターンの折り方を使って、豊富な角度設定ができるのがMOFTの強み。どんな置き方ができるかは後ほど詳しく紹介します。
MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンドの仕様やスペックは?
本記事でレビューしていく「MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンド」の仕様を載せておくので、製品についてもっと詳しく知りたい方はご覧くださいませ。
製品名 | MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンド |
角度 | 縦:25°/40°/60° 横:30°/40°/60° |
サイズ | 114.5mm × 160mm × 4mm |
重量 | 86g |
素材 | ヴィーガンレザー ファイアーグラス |
カラー | 4色展開 ・クールグレー ・ジェットブラック ・ディープブルー ・シエナブラウン |
公式サイト上のスペックは、上記のように重量86gと記載がありますが、実測値では92gでした。この6g差が大きいと捉えるか誤差と捉えるかは人によりますが、少なからず重量の誤差があるのは間違いないでしょう。
MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンドを使ってみる
早速ですが気になるMOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンドの使用感を紹介していきます。
MOFT本体はマグネットでくっつきますが、代わりに付属のマグシールをiPadに貼り付けが必要。
マグシールは50回までの再利用が可能な「磁石シート」で、はがした際にも痕が残らない優れモノ。とはいってもiPadに直接はりたくないし、MOFTだけで使うと背面以外はiPadがむきだしなので小傷が気になります。
そこであの「ほぼハダカなiPadケース」とMOFTを一緒に使うことにしました。
CASEFINITEのiPadケース「フロストエア」とMOFTを使う
こちらはCASEFINITEの「フロストエア」。めちゃくちゃ薄くて軽い“ほぼハダカ”なiPadケースです。このフロストエアにマグシールを装着して、小傷を予防しつつMOFTを使っていきます。
半透明のデザインが美しいフロストエアにマグシールを貼ってしまうと、せっかくのリンゴマークが隠れてしまいます。マークが隠れるのはもちろん残念だけど、軽さやサイズ感は最高なので目をつむります。
マグシールを貼ったので、早速MOFTを装着していきます。
iPad miniのカメラに干渉することはありませんが、ケースの立ち上がりには若干かぶってます。とはいってもMOFTの使用感には影響しないので問題ないかと。
横置きだけじゃない!縦置きにも対応しているMOFT
タブレットスタンドのほとんどは、”横置き”を前提につくられていて縦置きできないことが多いです。例えばApple純正のSmartFolioも横置きだけですね。
iPad AirやiPad Proのサイズ感ならメモをとるときに便利な横置きですが、実際iPad miniでメモをとることって少ないですよね。MOFTを使っていて最も良いなと感じてるのは、縦にも横にも置けること。
デスクでは大きいiPad(写真はiPad Pro 12.9インチ)を外部ディスプレイに並べて横置き、iPad miniは利き手の近くに縦置きすると作業が捗ります。縦置きに対応しているスタンドが少ないので、MOFTを重宝する人も多いんじゃないでしょうか?
Apple純正Smart Folioより角度調整が豊富
2段階の角度でiPadを横置きできるApple純正Smart Folioですが、MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンドは3段階の角度で縦置き/横置きできます。
こちらは最も角度をつけた状態でiPad miniを縦置きした様子です。ブラウザ操作やSNS閲覧などにぴったりな角度で、僕が最も重宝している置き方でもあります。
60度よりちょっと緩やかな40度は、Apple Pencilをつかった手書きもできる万能な角度です。
上下を反対にしておくと、さらに緩やかな角度でiPadを縦置きできます。USB-C端子が上にくるので、縦置きしながらハブで外部メモリーに接続したり、充電したりできるのでとても便利です。
もちろんApple純正のSmart Folioと同じように横置きすることもできます。動画などのコンテンツを視聴するにはピッタリの角度ですね。
30度まで緩やかに横置きできるので、Apple Pencilでの手書き作業も全く問題ありません。
縦にも横にも置けて、なおかつ角度調整がとても豊富なのがMOFTの最大の利点ですね。
iPad miniの重量やサイズ感ならiPhoneのように浮かせて固定することもできちゃいます。極めて限定的な用途ではありますが、目線をあげたい人は重宝しそうです。
iPad miniだからこそMOFTを取り外したいときもある
iPad mini 6の最大の特徴が、8.3インチのコンパクトなサイズ感であることは言うまでもありません。293gの重量もiPadの中では最軽量で、持ちながらでも快適に使うことができます。
常にMOFTを装着しておくと、少なからずiPad miniのサイズ感や軽さを損ねてしまいます。必要に応じて簡単に取り外しできる「MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンド」は、小さくて軽いiPad miniと相性抜群のアイテムです。
MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンドの気になるところ
実際に僕が本製品を使ってきて感じた「気になるところ」は主に2つ。
- 前面の保護ができない
- カラバリが微妙
これらを中心にデメリットを紹介していきます。
前面の保護ができず、指紋もつきやすい
「MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンド」の性質上どうしてもネックになるのが、ディスプレイを保護できないところ。
MOFTだけではSmart Folioのように前面を保護できないので、持ち運びの方法や落下には気を付ける必要があります。
カバンの中で水筒がこぼれてiPadが水没した経験をもつ筆者は、必ずスリーブケースにいれてiPadを持ち運んでいます。
Apple Pencilを装着したままiPadを収納できるところやレザーの質感が決め手になって、dripの「Leather iPad Case【iPad mini】」を好んで使ってます。
カラバリが微妙(他製品と統一できない)
筆者が愛用しているMOFT製品は、iPhone15シリーズ用レザーケース、Snap-Onスマホスタンド、七変化マルチスタンド、多機能キャリーケースなどなど。
できれば全製品を同じカラーで統一したいのですが、残念なことに製品によってカラバリが違います。
特にSnap-Onタブレットスタンドには、グレー・ブラック・ディープブルー・ブラウンの4色しかありません。
他製品との統一感を出したい方にはちょっと残念ですね。
まとめ:iPad miniにピッタリのタブレットスタンド
「MOFT iPad mini 6 専用 Snap スタンド」をレビューしました。
- 取り外しできるのが良い!
- iPad miniとの相性抜群
- 縦置きにも横置きにも対応
- 角度の調整範囲が豊富
- マグシールの貼り付けが必要
- iPadの前面は守れない
- カラバリが微妙
iPadの本体に貼り付けが必要な「MOFT X 多機能タブレットスタンド」と比べるとちょっと値段がするがネックですが、それでもApple純正 Smart Folioより安いので、コスパも十分すぎるアイテムです。
横置きだけでなく縦置きにも対応していて、簡単に取り外しできるところもiPad miniにピッタリな仕様ですね。
iPad miniユーザーにはぜひ試してほしい製品なので、興味がある方は検討してみてください。
関連:MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応
MOFTといえばiPadよりiPhoneのほうが有名ですよね。当WebサイトではMagSafeに対応したMOFTのスマホスタンドもレビューしています。
iPhone 12 miniや13 miniといったコンパクトなスマートフォンとMOFTの相性が知りたい方にはピッタリな記事となっています。
MOFTのスマホスタンドに興味がある方はぜひ本記事とあわせてご覧くださいませ。
コメント