みなさんは“テレビ裏の配線”をどのように管理していますか?
テレビの裏はどうしても埃がたまりやすいので、モノを置かないのが最善。
でもWi-Fiルーターや電源タップ、コード類などなど、どうしても散らかってしまう方も多いはず。
我が家のテレビ裏も散らかっていて、「テレビの背面を綺麗に整頓できるアイテムはないかなー?」と探してみたところ、『山﨑実業(Yamazaki) テレビ裏収納ラック』というアイテムが目につきました。
VESA規格を利用してテレビの背面に固定する収納グッズで、無線LANルーターや電源タップを浮かして管理できる優れモノ。
早速購入して使ってみたので、仕様や使用感を中心にレビューしていきます。
- デッドスペースを有効活用できる
- テレビ背面の配線整理に最適
- 耐久性や耐荷重もバッチリ
- テレビの周囲を掃除しやすい
- 上段と下段のアクセスが惜しい
- 40インチ未満のテレビには非対応
山﨑実業(Yamazaki) テレビ裏収納ラックの概要
冒頭でも書きましたが『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』は、テレビ背面のVESAマウントを利用して取り付ける「隠す収納棚」です。
山﨑実業の公式YouTubeに紹介動画があがっているので、こちらもあわせてご覧ください。
製品の詳しい仕様(スペック)は以下の通りです。
サイズ | W57 × D11 × H12.5 cm |
素材 | スチール |
耐荷重 | 上:1kg、下:500g |
『取り付け | VESA規格 |
対応 | ネジ穴の間隔:100mm〜400mm テレビのサイズ:40インチ以上 |
付属品 | シリコンマット、六角レンチ、ネジ |
テレビやモニターをアームなどに固定する”VESA規格“で取り付ける創造性あふれる製品ですね。
念のため購入する前にお使いのテレビがVESA規格に対応しているかを確認しておきましょう。
最近のテレビならほとんどがVESA規格に対応しているので、よっぽど問題ないかと思います。
むしろ40インチ未満のテレビには非対応なので、外部モニターでの利用を想定している方は注意が必要そうです。
耐荷重も合計1.5kgとしっかりしてますね!
山﨑実業(Yamazaki) テレビ裏収納ラックの使用レビュー
コンセプトや仕様の紹介はここまでにして、ここからは『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』を実際に僕が使ってみた使用感を紹介していきます。
『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』を開封!付属品をチェック
山﨑実業のtowerシリーズのような外箱で到着しましたが、調べてみたところtowerシリーズではなさそうです。
開封してみると『テレビ裏収納ラック』の他に、本体を固定するためのネジ・六角レンチ、シリコンマットが同梱されていました。
やはり本体にも「tower」のブランドロゴはありませんでした。
towerシリーズは「どんなお部屋にもぴったり馴染む」がコンセプトですが、『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』は部屋に馴染むというより隠す収納なので、シリーズの対象外なのかもしれません。
『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』を取り付ける
六角レンチをつかって早速テレビのVESA規格に装着していきます。
筆者ひとりでも取り付けに要した時間は数分ほど。とても簡単に取り付けられました。
しっかり固定されているので、簡単に外れることはなさそうです。
本体カラーがブラックなので、良い感じにテレビと馴染んでいるのが良いですね。
『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』の良いところ(メリット)
実際に『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』を使ってみて筆者が感じた良いところ(メリット)をまとめました。
- デッドスペースを有効活用できる
- テレビ背面の配線整理に最適
- テレビの周囲を掃除しやすい
- 耐久性もバッチリ
やっぱりテレビ裏のデッドスペースを収納として有効活用できるのは大きいですね。
テレビの周りはどうしても散らかりやすいですが、実際の写真をふまえて詳しく紹介していきますね。
テレビ背面の配線管理に最適!
上段にはHomePod mini、光回線のモデム、無線LANルーター(Deco X95)、下段には電源タップをそれぞれ乗せてみました。
今まで散らかっていたテレビの周囲をウソみたいに整頓できたので、めちゃくちゃ満足しています。
サイズ的にはNintendo Switchなどでも置けるので、収納棚としての汎用性も優秀ですね。
テレビの周囲を掃除しやすい
空中のデッドスペースを有効活用しているので、テレビ台がスッキリして見栄えが良いのも嬉しいポイント。
モノを動かすことなくササっと掃除ができるのが予想以上に快適でした。
耐久性もバッチリ!
本製品を購入して1年半たった現在でも、壊れることなく使えています。
Amazonでは1,000件以上のカスタマーレビューで星4超えの口コミなので、とても優秀な製品だと思います。
『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』の残念なところ(デメリット)
続いて『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』を使ってみて感じた残念なところ(デメリット)について紹介していきます。
筆者が本製品を使い始めて1年以上が経ちましたが、ぶっちゃけ製品に対する不満はほとんど感じていません。
それでもデメリットを伝えるのがレビュワーの役目、心を鬼にして挙げた2つのデメリットがこちら。
- 上段と下段のアクセスが惜しい
- 40インチ未満のテレビには非対応
どちらも致命的なデメリットではありませんが、それぞれ紹介していきますね。
上段と下段のアクセスが惜しい
上段の天板は両端に隙間があって、ここに細いコードを通すことができます。
下段の電源タップから上段のガジェット類に電源を供給できるので、配線を管理しやすくて重宝しています。
USB Type-Cケーブルのような細いケーブルなら隙間を通せるんだけど、プラグ一体型のコードは通りません。
だから欲を言うとプラグ一体型のコードも通れば最高なので、あえてデメリットとして紹介させてもらいました。
40インチ未満のテレビには非対応
本体サイズの都合上、本製品は40インチ未満のテレビで使うことができません。
近年はテレビの大型化が進み、42インチ以上のテレビを選ぶ方が増えているのでこの辺はやむを得ないでしょう。
筆者が購入を検討したテレビ裏に隠す収納(ライバル製品)
『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』を購入に至るまでに、僕が検討した他の製品について紹介していきます。
耐荷重で断念: グリーンハウス テレビ背面ラック
「グリーンハウス テレビ背面ラック」は、僕が購入した『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』とサイズ・仕様・デザインがとても似ている製品です。
価格も抑えられてコスパが良いので、筆者としても非常に魅力的でした。
山﨑実業との決定的な違いは、耐荷重が1kg(山﨑実業は1.5kg)なところ。
我が家の無線LANルーターが重かったので少しでも耐荷重が欲しく断念しました。
耐荷重が1kgでも良ければ、十分満足できる製品だと思います。
収納スペースで断念: 山﨑実業 テレビ裏ラック
「山﨑実業 テレビ裏ラック」は、VESA規格を使って取り付ける仕様はそのままで、かつ3kgの耐荷重がある優秀なアイテムです。
購入した『テレビ裏収納ラック』とは違って収納スペースが1段なので、置けるモノが限られてしまうのがデメリット。
価格も安いですし、テレビの裏に置くモノが少ない方にはオススメの製品でしょう。
VESA規格に対応しつつ床置きも可: 山﨑実業 テレビ裏ケーブルボックス
「山﨑実業 テレビ裏ケーブルボックス」は、VESA規格で取り付けることもできるし、テレビ台に置いて使うこともできる万能な収納グッズです。
筆者はVESA規格でテレビの背面に取り付けることを前提としていたので、こちらの製品の購入には至りませんでした。
床置きで使える収納ボックスとしては最有力候補になるかと思います。
40インチ未満のテレビにも対応: グリーンハウス ディスプレイ・テレビボード
「グリーンハウス ディスプレイ・テレビボード」は、本記事で紹介している中で唯一の複数サイズ展開です。
テレビの上部に配置する収納で、「テレビ裏」という概念からは外れますが、テレビのサイズに応じて選べるラインナップが魅力的です。
PCの外部モニターみたいな40インチ未満のディスプレイでも採用できるので、用途に合う方も多いでしょう。
まとめ:テレビ裏のデッドスペースを有効活用しよう!
テレビ裏のデッドスペースを収納として有効活用できる『山﨑実業 テレビ裏収納ラック』をレビューしました。
- デッドスペースを有効活用
- テレビ背面の配線整理に最適
- 耐久性や耐荷重もバッチリ
- テレビ周りの掃除がしやすい
- 上段と下段のアクセスが惜しい
- 40インチ未満のテレビには非対応
他のライバル製品と比べても、最もバランスがとれたアイテムだと思います。
ぜひ本記事を機会に、テレビ裏の小物たちを綺麗に整頓してみてはいかがでしょうか?
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