- 『BORDERLESS ANGLE 10』の仕様と特徴
- 『BORDERLESS ANGLE 10』の長期的な使用感
このWebサイトで記事を執筆を始めて、早くも4年が経とうとしています。この4年間でデスクに向かう時間が増えたことで、快適さと作業の効率を両立するためのデスク環境を作ってきました。
本稿でレビューしていく『BORDERLESS ANGLE 10』は、デスクに10度の傾斜をつけて作業中の猫背や前傾姿勢を防止してくれる卓上傾斜台です。
今まで試してきた数多くのデスクアイテムのうち、筆者が最も重宝しているのが『BORDERLESS ANGLE 10』です。
それはレビューにも熱がこもりますね。
- 前傾姿勢や猫背になりにくい
- 自然と目線が上がる
- タイピングがしやすくなる
- 長時間の作業でも疲れにくい
- 洗練されたデザイン性と高い耐久性
- ない方が便利な時もある
- 値段が高い
※提供:BORDERLESS
20,000円越えと即決しかねる価格ですが、3年使ってきた筆者はこれなしでの作業に戻れなくなりました。デスク作業での疲労に悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。
作業性を高め、機能とデザインに優れる日本メーカー: BORDERLESS
『ANGLE 10』をリリースしているBORDERLESS(ボーダレス)は、「オフィスとホームの境界をなくし、居心地と効率をデザインする」をコンセプトにした東京を拠点とに活動している日本メーカーです。
僕はBORDERLESSが掲げるこの言葉に深い共感を抱きました。
「居心地と効率をデザインする」
モノ選びにおいて僕が最も大事にしているのが「デザイン性」と「機能性」です。
作業の効率をあげる「機能性」が大事なのは言うまでもありませんが、それと同じくらい「デザイン性」にも拘りたい。
優れたデザインは自分の心を満たし、作業への活力を与えてくれます。
「BORDERLESS」は、機能性とデザイン性を高いレベルで共存させており、僕もそのコンセプトに深く共感しました。
卓上傾斜台『BORDERLESS ANGLE 10』の仕様と特徴
作業中に頭が2.5cm前に出るごとに、首にかかる負荷は4kgも増加します。
ほんの数センチで首・背中・腰へのダメージは増加し、様々な症状を引き起こす原因になると言われています。
『ANGLE 10』は天板に10度の傾斜をつけて猫背や前傾姿勢を防止し、理想的な姿勢に導くために開発されたデスクアイテムなんです。
『ANGLE 10』の仕様やスペック
『ANGLE 10』の仕様を以下に引用します。製品保証が1年ありますが、普通に使っていたら壊れようがないので、出番はなさそうです。
天板サイズ | 横:560 mm 奥行き:449 mm 高さ:82 mm 厚み:3mm |
マットサイズ | 横:560 mm 奥行き:439 mm 厚み:1.5 mm |
落下防止ストッパー | 横:230 mm 高さ:7 mm |
カラー | ブラック・シルバー |
素材 | [シルバー] アルミ/サンドブラスト [ブラック] アルミ/マットブラック [デスクマット] 再生塩ビ/軟質 ノングレア/光学式マウス対応 |
表面処理 | [シルバー] アルマイト仕上 [ブラック] 粉体塗装 |
重量 | 2.6kg |
許容積載量 | 5kgまで |
パッケージ内容 | 本体 デスクマット |
製品保証 | 購入後1年 |
Apple製品との相性抜群の嬉しいアルミ製!!
『ANGLE 10』のカラーを比較
カラーバリエーションはシルバーとブラックの2種類がラインナップしています。
正反対の色味なので、選ぶカラーによってデスクの雰囲気がだいぶ変わりますね。個人的にはシルバーの方が好みですが、デスクが引き締まるブラックも捨てがたい。
筆者の作業環境は、夫婦で使う横並びのワークスペース。
2つのANGLE10があると、それなりに存在感がありますね。
『ANGLE 10』を開封レビュー!デザインをチェック
デスク中央に堂々と君臨する存在感には、もはや美しさすら感じます。
筆記時のペン先の反発を抑えて書き味を向上させるデスクマットが付属しています。
勉強机のマットと同じような柔らかい質感で、これならガジェットや『ANGLE 10』の本体に傷がつくこともなさそうです。
表面がひんやりしているので、デスクマットを外せばガジェットの放熱性を高めながら作業ができます。
デスクと接するところにはシリコン素材の滑り止めがついていて、デスクを傷つけることもなさそうです。
デスクトップや外部モニターの脚に干渉しないように、天板の奥が内側に折り曲げられています。
天板の下部中央には、落下防止ストッパーがついていてタブレットやノートPC、書類などの落下を防いでくれます。
どの角度からみても優れたデザインが圧巻です!
『ANGLE 10』を1年半使った長期レビュー
冒頭でも前述しましたが、数あるデスクアイテムの中で筆者が最も重宝しているのが、『ANGLE 10』です。実際に僕が1年半使ってみて分かった『ANGLE 10』の、良いところ(メリット)と残念なところ(デメリット)を紹介していきますね。
『ANGLE 10』の良いところ(メリット)
僕が1年半『ANGLE 10』を使ってきて感じたメリットがこちら。
- 自然と視線が上がる
- 長時間の作業でも疲れにくい
- タイピングがしやすい
- 下部が空洞でキーボード等を収納できる
- 耐久性が高い
- 洗練されたデザイン性
半信半疑でANGLE10を導入しましたが、疲労しにくくなったし、良い姿勢を維持しやすくなったし、効果は絶大。それでは上記について詳しく紹介していきますね。
自然と視線が上がる
『ANGLE 10』を使う最大の恩恵と言っても良いのが、視線が下がりにくいことです。
傾斜がつくことでキーボードと身体の距離が近づくので、猫背や前傾姿勢をとることが減り、自然と視線が上がってきます。
iPadに手書きするときも覗き込むような姿勢になりずらいので、とても重宝しています。
首や肩への負担が軽減して、長時間の作業でも疲れにくくなりました!
タイピングがしやすくなる
キーボードにも傾斜がつくので、タイピングがしやすくなるのも魅力的。
今まで腱鞘炎を頻回におこしていた筆者ですが、『ANGLE 10』のおかげかここ1年〜2年ぐらいで手首に異常を感じたことがありません。
腱鞘炎になると痛くて作業が止まってしまうので、健康に作業できる大切さを実感しています。
下部が空洞でキーボード等を収納できる
天板の下が空洞になっているので、作業していないときにキーボードやトラックパッドを収納しておけます。
常に何かを収納しておけるわけではないけど、天板の上をパッと片付けたいときなんかはおすすめです。
デスクでのApple Pencil紛失は、だいたいココ(笑)
耐久性が高い
僕は『ANGLE 10』を2年以上使っていますが、壊れる気配すらありません。むしろ本体を置いたときに丈夫なKANADEMONOのデスクがキズつく始末。アルミ製でかなりしっかりしているので、本体が曲がったり割れたりすることはまずなさそう。
誇張なしで一生モノのデスクアイテムで、これからも末長く使っていこうと思っています。
頑丈すぎるので、持ち運ぶときに壁や床を傷つけないように注意しましょう。
洗練されたデザイン性
遠目でみればデスクの真ん中にあるカタマリですが、非常に洗練されたデザインなのでデスクの外観を損ねません。
機能性だけじゃなくて優れたデザイン性も有しているのがほんとに最高。
「居心地と効率をデザインする」というメーカーコンセプトが忠実に再現されたアイテムですよね!
こういうプロダクトに心を惹かれるんだよなあ………..。
『ANGLE 10』の残念なところ(デメリット)
続いて『ANGLE 10』を1年使ってきた僕だから分かるデメリットを紹介していきます。
- ないほうが良い場面もある
- 価格が高い
それでは上記2点について、詳しく述べていきますね。致命的なデメリットはありませんが、この価格は悩んでしまうのも無理ないかな。
ないほうが良い場面もある
『ANGLE 10』は作業に特化したデスクアイテムなので、作業以外にデスクを使う場合はないほうが良いですね。
ご飯を食べるときやちょっとした工作をするときは、傾斜が邪魔になることもあります。
あくまで卓上傾斜台なので、必要に応じてデスクからおろせるところも重宝しています。
価格が高い
なんと価格は2万円を超えています。
機能性と優れたデザインを両立してるとはいえ、いくらなんでも流石に高いと思います。
とは言っても、『ANGLE 10』が良いモノであることに、僕は一切の不安もありません。
アルミ製で耐久性も高く、デスクマットを買い換えれば半永久的に使えるし、買う価値は十分あると思います。
実際Amazonのカスタマーレビューにも「高かったけど買って良かった」という意見が多く寄せられていますね。
まとめ: 姿勢を正して快適なデスクワークを!
デスクワークで陥りがちな前傾姿勢や猫背を予防して、長時間作業による健康被害を防いでくれる『ANGLE 10』をレビューしました。
- 前傾姿勢や猫背になりにくい
- 自然と目線が上がる
- 長時間作業でも疲れにくい
- タイピングがしやすい
- 耐久性が高い
- 洗練されたデザイン性
- ない方が良い時もある
- 価格が高い
『ANGLE 10』を使い始めて1年半が経過しましたが、筆者はこれなしでの生活に戻れなくなりました。
手が出にくい価格であることは間違いないですが、買って後悔することはないと思います。
僕が子供にも必ず使わせたいと思っているアイテムなので、ぜひみなさんも検討してみてください。
関連: デザイン性と快適さを両立した筆者のデスク環境
関連記事では筆者のデスク環境を例に挙げつつ、おすすめのデスクアイテムを紹介しています。
僕は長時間の作業でも快適にこなせるようなデスクアイテム(電動昇降デスクやフットクッションなど)を導入するようにして、身体に疲れを溜めないような工夫をしてます。
ただ機能が良いモノではなく、デザイン性も大事にしているので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
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