SwitchBot(スイッチボット)は、賃貸でも工事不要で後付けできるIoT機器を取り扱うスマートホームメーカー。ここ数年で実力を伸ばしてきており、スマートホーム業界でもライバルに差をつける活躍が目立っています。
特筆すべきはラインナップの豊富さで、30を超えるスマートホーム製品がリリースされています。我が家でもスマートホームを構築していますが、快適すぎてスイッチボットがない生活は考えられません。
本稿では、そんなスイッチボットのスマート家電「SwitchBot サーキュレーター」をレビューしていきます。自身が日頃からのSwitchBotユーザーであることは一旦忘れることにして、忖度なしで本音レビューさせてもらいます。
- コードレスで使いやすい
- USB-Cで充電できる
- 100段階の風速調整
- 3Dの首振り機能
- ライトが地味に便利
- 掃除がしやすい
- 動作音が静か
- 特筆すべきデメリットなし
客観的な視点でデメリットを探してみましたが、特筆すべきデメリットはありませんでした。スマート家電としての完成度も高く、これからサーキュレーターを選ぶ方にはぜひ選んで欲しいアイテムです。
※提供:SwitchBot
SwitchBot サーキュレーターを開封レビュー
- 充電式のコードレス仕様
- SwitchBotアプリorリモコンで操作
- 30畳まで適用
- 風速の調整は100段階
30畳まで対応するパワフルなサーキュレーターにも関わらず、充電式のコードレス仕様なのは驚き。豊富なSwitchBot製品と一緒に管理でき、100段階の風速調整ができるスマート家電です。
デザインとパッケージ内容
SwitchBot サーキュレーターの本体は、ホワイトとブラックのモノクロカラーを採用。シンプルでありながら高級感のあるデザインに仕上がっています。
前面はブラックでしたが、背面はホワイトが基調になっています。
前面の下部にはタッチパネルが搭載されていて、電源のON/OFF、上下左右の首振り、風量、モードを設定できます。
- 電源のON/OFF
- モードの設定
- 風速の調整(9段階)
- 首振りの設定(上下/左右)
- ライトのON/OFF
- ライトの明るさ調整(2段階)
底面には、電源スイッチ、ACポート、USB-Cポートが搭載されています。本体の充電は、付属のACケーブルに加えて、USB-Cケーブルもサポートされています。iPhoneやMacBookなどのガジェットと充電ケーブルを共有できるのが最高!
前面のカバーは簡単に取り外すことができるので、掃除がしやすいのも魅力的。プロペラを取り外すことはできませんが、余白も十分にあってプロペラの背面まで手が届きます。
サーキュレーターの他には、充電ケーブル・取扱説明書・リモコンが同梱していました。
付属の充電ケーブルはACポート用で、USB-Cケーブルは同梱されていません。USB-Cケーブルを持っていない方は、ご自身で準備する必要があります。
リモコンはSwitchBotらしいシンプルなデザイン。
ワクワクするスマート家電ですね!
首振りの可動範囲
SwitchBot サーキュレーターは、上下・左右に首振りができる3D仕様。首振りの可動範囲は、上下と左右でそれぞれ30度/60度/90度の範囲に設定できます。サーキュレーターが動く様子は、動画をご覧ください。
まずは上下の首振りの可動範囲をみていきます。
上下の首振り設定を左から30度/60度/90度にした際の可動範囲はこんな感じ。
続いて左右の可動範囲をみていきましょう。まずは首振りの範囲を30度に設定してみました。
次に首振りの範囲を60度に設定した様子がこちら。
最後に左右の首振り範囲を90度に設定してみました。
サーキュレーターの動き方を詳細に設定できるので、全体的にも部分的にも部屋の空気を循環させられるので重宝しています。
サイズや重量
身長167cmの筆者がサーキューレターを持った様子がこちら。本体のサイズは、奥行33.4cm × 幅 17.3cm × 高さ38.2cm、重量は2.4kgでした。
持った印象としては、「意外と軽いな」という感じ。少なくても重くて困ることはないでしょう。そのほかの詳しい仕様は、下記にまとめています。
サイズ | 334 x 173 x 382mm |
重量 | 約2380g |
材料 | ABS |
周波数 | 50Hz/60Hz |
バッテリー | 3600mAh リチウムイオン電池 最大12時間の連続使用 |
操作 | SwitchBotアプリ リモコン 本体タッチパネル スマートスピーカー |
首振り | 上下左右の3D |
モード | 送風・ナチュラル おやすみ・赤ちゃん |
消費電力 | 24W |
消費電力が低いのも特徴的で、電気代は1日8時間の使用で1ヶ月あたりたったの約531円です。
アプリでの初期設定はこちら
SwitchBot製品は、専用アプリで一括管理が可能。せっかくのスマート家電なので、使う前にアプリとペアリングしておきます。ペアリングの手順を要点を絞って解説していきますね。
全てのスイッチボット製品は、専用アプリを使って操作していきます。
タブレットにも対応しているので、ログインした全ての端末から操作ができます。
インストールしたアプリを開いて、SwitchBotのアカウントを作成します。
Apple、Google、Amazonのアカウントでもログインできます。
SwitchBotアプリのホーム画面から、右上の+
→デバイスの追加
へと進みます。
サーキュレーターの電源ボタンを長押ししてペアリングモードにすると、自動的にアプリと接続されます。
ペアリングしたSwitchBot サーキュレーターの名前と設置する部屋を決め、ペアリング完了です。ホーム画面に戻ると、サーキュレーターが追加されています。
SwitchBot サーキュレーターの使用感
実際に筆者がSwitchBot サーキュレーターをしばらく使って感じた印象をまとめました。
上記4つのポイントを中心に、SwitchBot サーキュレーターの使用感を紹介していきます。
コードレスが最高に使いやすい!
充電式なのでコードレスなので、コンセントの位置を気にせず、自由に置き場所を決めれるのが最高に便利ですね。
本体からコードが出なくて見た目がシンプルなので、モノクロでミニマルな本体デザインがさらに活きます。スツールやシェルフなどの上に置いても、ケーブルが垂れてこないのがお気に入りです。
背面の上部には、サーキュレーターを持ち運ぶための持ち手が搭載されています。コードレス仕様で家の中を移動させることも多いので、地味に助かります。
充電しながらでも使えるよ!
機能が豊富
SwitchBotアプリを使えば、豊富な機能を直感的に使い分けることができます。
送風・ナチュラル・おやすみ・赤ちゃんの4モードから選択できて、風速は驚きの100段階。
首振りは上下・左右の3Dで、それぞれ可動範囲を30度/60度/90度から選ぶことが可能。
切タイマーやスケジュールを設定しておけば、サーキュレーターのON/OFFを自動で管理できます。切タイマーは、最大9時間後まで指定可能。
僕が地味に重宝しているポイントは、電源をOFFしたときに「自動で中心に戻る」かどうかを選べるところ。これをオフにしておけば、次に使うときに好みの角度に調整する手間が省けてオススメ。
ショートカットを作成してホーム画面に設置すれば、アプリを開かずしてサーキュレーターを操作できます。さらにハブ2と組み合わせれば、あらかじめ設定した温度や湿度で自動的にサーキュレーターを起動することも可能。
製品あたりの機能が良いうえ、製品同士の連携で真価を発揮するのがSwitchBotの強みですね。
動作音が静か
いままで我が家で使っていたアイリスオーヤマのサーキュレーターアイは、風速こそ文句なしですが、動作音がうるさく不満を感じてました。
一方SwitchBotのサーキュレーターは、サーキュレーターアイより少しだけパワーが劣るものの、動作音がめちゃくちゃ静か。
もちろんパワーも問題ないレベルで、実際に26畳のLDKをカバーできています。パワーと静音性のバランスが抜群に良くて、我が家でも重宝しています。
ライトが便利
サーキュレーターの足元にはライトが搭載されていて、2段階の明るさ調整ができます。ライトだけ使うこともできて、寝室などでは重宝しそうです。
明るい場所でみるとこんな感じ。間接照明としても使える優しい色味です。ライトが小さくて、明るくなりすぎないところがお気に入り。
本体のタッチパネルから点灯できるよ!
まとめ:コードレスのスマートサーキュレーター
本稿ではスイッチボットのスマート家電「SwitchBot サーキュレーター」をレビューしてきました。最後に製品の特徴やメリット/デメリットを振り返ってみます。
- コードレスが最高に使いやすい
- USB-Cで充電できる
- 100段階の風速調整
- 3Dの首振り機能
- ライトが地味に便利
- パワフルだけど静か
- 掃除がしやすい
客観的な視点でデメリットを探してみましたが、特筆すべきデメリットはありませんでした。それだけ完成度が高いアイテムだと思うし、ワクワクするスマート家電に仕上がってると思います。
これからサーキュレーターを購入する方だけでなく、別のサーキュレーターを使っている方でも乗り換える価値があるでしょう。
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