SwitchBot(スイッチボット)は、工事不要で後付けできるIoT製品を販売する大手スマートホームメーカー。
スイッチボット製品を導入することで、Wi-FiやBluetoothを使って家電や自宅の設備をスマホで遠隔的に操作できるようになります。
- 豊富なラインナップ
- 色んな製品をアプリひとつで管理できる
- 他のスイッチボット製品との連携
スイッチボットの最大の魅力は、製品ラインナップの豊富さです。スマートカーテンやスマートロック、ロボット掃除機など、多彩な製品がラインナップしています。
この多彩なラインナップがそれぞれ連動することで、より高度なスマートホーム環境を構築することが可能。
本稿ではスイッチボットのスマート家電「SwitchBot 温湿度計/温湿度計プラス」をレビュー/解説していきます。
部屋の環境をスマホから確認できるだけでなく、温度や湿度をトリガーにした家電(エアコンや加湿器など)の起動も可能にする優れモノです。
※レビュー用に製品を提供いただき、記事を執筆しています。
SwitchBotの「温湿度計」と「温湿度計プラス」の違い
スイッチボットには、屋内用の温湿度計が2種類ラインナップしています。
両者の違いを表にまとめました。
温湿度計 | 温湿度計プラス | |
---|---|---|
スタンド | 取り付けスタンド | 内蔵式スタンド |
壁掛け | 非対応 | フックで吊り下げ |
液晶サイズ | 2.1インチ | 3インチ |
快適度の表示 | × | ○ (乾燥・快適・湿潤) |
温度の精度 | -20℃~0℃:±0.4℃; 0℃~65℃:±0.2℃; 65℃~80℃:±0.3℃ | |
湿度の精度 | 10~90%RH:±2%RH; 0~10%RH, 90~99%RH±4%RH | |
アラート通知 | ○ | |
データ記録 | 30日間 サーバー保存は無制限 | 68日間 サーバー保存は無制限 |
使用時間 | 360日間以上 | |
電源 | 単4電池 × 2本 | |
Alexa | 音声で温度読み上げ可能 定型アクション設定不可 | |
Google Assistant | 音声で温度読み上げ可能 ルーティン設定不可 | |
Siri | ショートカットより温湿度の表示可能 (読み上げ不可) | |
IFTTT | 温度&湿度を条件として、アプレット設定可能 | |
ウィジェット | iOS/Android | |
Apple Watch | ○ | |
遠隔操作 | ハブが必要 | |
公式価格 Amazonリンク | 1,980円 | 2,780円 |
主な違いは、ディスプレイのサイズと価格です。もちろん他にも細かな違いがありますが、さほど気にする必要はないでしょう。
好きな方を購入すればOK!
【使用レビュー】SwitchBot温湿度計/温湿度計プラスで出来ること
実際に温湿度計と温湿度計プラスを1年ほど使ってみたので、使用感をまとめました。
- アプリで簡単に設定できる
- マグネットでくっつく
- 温湿度のデータを経時的に記録
- 温湿度をトリガーに家電を操作
- ホーム画面から温度と湿度を確認できる
- ハブ2があれば同じ部屋には不要
上記のポイントを中心にレビューしていきます。
メリット 1:アプリで簡単に設定できる
すべてのスイッチボット製品は、専用アプリひとつで管理できます。
アプリの指示に従って進めるだけで、初期設定が完了します。
アプリをインストールし、アカウント登録を済ませたら、ホーム画面からデバイスを登録していきます。
右上の「+」からデバイスの追加
→温湿度計プラス
へと進みます。
続いてアプリの指示に従って、温湿度計プラスの背面ボタンを長押ししてペアリングします。
温湿度計プラスの名前と設置する部屋を決めたら、初期設定が完了します。
ホーム画面に戻ってみると、デバイス一覧に温湿度計プラスが登録されていました。
迷うことなく設定できました!
メリット 2:マグネットでくっつく
温湿度計や温湿度計プラスは、背面にマグネットを内蔵していて冷蔵庫などにくっつけて使うことができます。
平面に設置しても安定するので、どんな部屋でも使いやすいのがメリットです。
メリット 3:温湿度のデータを経時的に記録
時間・日・週・月・年の単位ごとに、温度や湿度の最高値と最低値と平均値を算出してくれます。
データをエクスポートすることもでき、めちゃくちゃ万能ですね。
メリット 4:温湿度をトリガーに家電を操作
リビングに配置した温湿度計で「温度が12℃以下になった時、暖房が起動」するようなオートメーションを作成しました。
他にも湿度が下がったときに加湿器を起動することもでき、ユーザーが室内の環境に注意を払わなくて良くなります。
特に小さなお子さんやペットがいる家庭では、加湿器やエアコンを自動化できるオートメーションを重宝するでしょう。
メリット 5:ホーム画面から温度や湿度を確認できる
iOSおよびAndroidのホーム画面上に温湿度計のウィジェットを配置することが可能。
自宅の環境をホーム画面から把握できるので、わざわざ情報をとりにアプリを開かなくて良いのがオススメ。
デメリット 1:ハブ2と同じ部屋には不要
SwitchBot ハブ2は、温湿度計/温湿度計プラスの機能が備わった上位互換製品になります。
さらにスマートリモコンやハブ機能も搭載し、SwitchBotスマートホームには必須級のアイテムですね。SwitchBotハブ2と本製品の両者を持っている方は、本製品が不要になります。別の部屋での使用を検討しましょう。
まとめ:SwitchBotで温湿度を管理しよう!
本稿では大手スマートホームメーカー「SwitchBot」の温湿度計をレビューしてきました。他のSwitchBot製品とスムーズに連携できるので、SwitchBotでスマートホームを作るには1台あると便利でしょう。
4LDKの2階建て一軒家の我が家では、2階リビングと寝室にそれぞれで本製品を使っています。各部屋の温度や湿度をアプリで確認できるので、とても重宝しています。
SwitchBotのショートカットを配置すれば、iPhoneのホーム画面からでも温度や湿度を確認できるので、ぜひぜひ自宅の環境を把握するのに使ってみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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