スマートホームブランドのSwitchBotは、5つの温湿度計を展開しています。
この記事ではSwitchBot 温湿度計シリーズの違いについて解説しつつ、中でも温湿度計プラス・温湿度計の2製品を取り上げてレビュー記事を執筆しています。
ハブ2やハブミニなどのハブがあれば製品の機能を最大限に活用できますが、ハブがなくても2カ所の温度や湿度を表示できるので、自宅内で使うには十分優秀なアイテムです。
※レビュー用に製品を提供いただき、記事を執筆しています。
SwitchBot 温湿度計シリーズの違いと選び方
2024年12月現在、SwitchBotの温湿度計には5つのモデルがラインナップしています。シリーズ内の違いについて表にまとめました。
温湿度計Pro | CO2センサー | 温湿度計Plus | 温湿度計 | 防水温湿度計 | |
---|---|---|---|---|---|
イメージ | |||||
定価 | ¥3,480 | ¥7,980 | ¥2,780 | ¥1,980 | ¥1,980 |
ディスプレイ | 3.66インチ | 3.1インチ | 2.1インチ | なし | |
サイズ (mm) | 92 × 79 × 25 | 79 × 64.5 × 17.5 | 55 × 55 × 24 | 66 × 27.5 × 20 | |
快適度表示 | カーソル | 顔マーク | なし | ||
日時表示 | ◯ | × | |||
天気予報 | アイコン (ハブが必要) | × | |||
CO2濃度 | × | ◯ | × | ||
給電 | 単3電池2本 | 単3電池2本 USB Type-C | 単4電池2本 | ||
データ保存 | アプリ保存2年間 | ||||
防水性 | × | ◯ | |||
使用環境 | 室内 | 室内外 | |||
設置方法 | 内蔵スタンド 壁掛け | 内蔵スタンド マグネット 壁掛け | 専用スタンド マグネット | ストラップ | |
購入先 | Amazon 楽天市場 公式サイト | Amazon 楽天市場 公式サイト | Amazon 楽天市場 公式サイト | Amazon 楽天市場 公式サイト | Amazon 楽天市場 公式サイト |
各モデルの特徴をふまえた選び方は下記を参考にしてください。
温湿度計/温湿度計プラスの主な違いは、ディスプレイサイズです!
【使用レビュー】SwitchBot温湿度計/温湿度計プラスで出来ること
実際に温湿度計と温湿度計プラスを1年ほど使ってみたので、使用感をまとめました。
- アプリで簡単に設定できる
- マグネットでくっつく
- 温湿度のデータを経時的に記録
- 温湿度をトリガーに家電を操作
- ホーム画面から温度と湿度を確認できる
- ハブ2があれば同じ部屋には不要
上記のポイントを中心にレビューしていきます。
メリット 1:アプリで簡単に設定できる
すべてのスイッチボット製品は、専用アプリひとつで管理できます。
アプリの指示に従って進めるだけで、初期設定が完了します。
アプリをインストールし、アカウント登録を済ませたら、ホーム画面からデバイスを登録していきます。
右上の「+」からデバイスの追加
→温湿度計プラス
へと進みます。
続いてアプリの指示に従って、温湿度計プラスの背面ボタンを長押ししてペアリングします。
温湿度計プラスの名前と設置する部屋を決めたら、初期設定が完了します。
ホーム画面に戻ってみると、デバイス一覧に温湿度計プラスが登録されていました。
迷うことなく設定できました!
メリット 2:マグネットでくっつく
温湿度計や温湿度計プラスは、背面にマグネットを内蔵していて冷蔵庫などにくっつけて使うことができます。
平面に設置しても安定するので、どんな部屋でも使いやすいのがメリットです。
メリット 3:温湿度のデータを経時的に記録
時間・日・週・月・年の単位ごとに、温度や湿度の最高値と最低値と平均値を算出してくれます。
データをエクスポートすることもでき、めちゃくちゃ万能ですね。
メリット 4:温湿度をトリガーに家電を操作
リビングに配置した温湿度計で「温度が12℃以下になった時、暖房が起動」するようなオートメーションを作成しました。
他にも湿度が下がったときに加湿器を起動することもでき、ユーザーが室内の環境に注意を払わなくて良くなります。
特に小さなお子さんやペットがいる家庭では、加湿器やエアコンを自動化できるオートメーションを重宝するでしょう。
メリット 5:ホーム画面から温度や湿度を確認できる
iOSおよびAndroidのホーム画面上に温湿度計のウィジェットを配置することが可能。
自宅の環境をホーム画面から把握できるので、わざわざ情報をとりにアプリを開かなくて良いのがオススメ。
デメリット 1:ハブ2と同じ部屋には不要
SwitchBot ハブ2は、温湿度計/温湿度計プラスの機能が備わった上位互換製品になります。
さらにスマートリモコンやハブ機能も搭載し、SwitchBotスマートホームには必須級のアイテムですね。SwitchBotハブ2と本製品の両者を持っている方は、本製品が不要になります。別の部屋での使用を検討しましょう。
ハブなしで出来ること、出来ないこと
SwitchBot 温湿度計プラス/温湿度計は、ハブ2やハブミニなどのハブ製品がないと機能の一部をつかうことができません。
ハブなしで出来ること、出来ないことをまとめました。
- 温度や湿度の表示
- 自宅内で温度や湿度をアプリで確認
- データの保存と確認
- 外出先から温湿度を確認
- Alexaで温度や湿度の確認
- 他デバイスの制御
自宅内で2カ所の温度や湿度を把握するための温湿度計として使うのであれば、ハブがなくても十分使えます。
しかし外出先から確認したり、温度や湿度の変化にあわせてエアコンや加湿器などを自動で制御したりするためにはハブ製品が必要になります。
まとめ:SwitchBotで温湿度を管理しよう!
本稿では大手スマートホームメーカー「SwitchBot」の温湿度計をレビューしてきました。他のSwitchBot製品とスムーズに連携できるので、SwitchBotでスマートホームを作るには1台あると便利でしょう。
4LDKの2階建て一軒家の我が家では、2階リビングと寝室にそれぞれで本製品を使っています。各部屋の温度や湿度をアプリで確認できるので、とても重宝しています。
SwitchBotのショートカットを配置すれば、iPhoneのホーム画面からでも温度や湿度を確認できるので、ぜひぜひ自宅の環境を把握するのに使ってみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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