みなさんは室内のCO2濃度を気にしたことがありますか?
冬場に暖房器具をつかいながら長時間いると、空気がモワッとしてダルくなったり、眠くなったりしてきますよね。
実はこれが室内のCO2濃度が上がってきているサイン。対策するには窓を開けて換気するしかありません。
そこで本記事では、室内の二酸化炭素濃度を可視化して、換気のきっかけを作ってくれる「SwitchBot CO2センサー (温湿度計) 」をレビューしていきます。
一般的なCO2センサーとは一味違って、ほかのSwitchBot製品と連携して換気を自動化できる優れモノです!
いわゆる “スマートホーム化” ってやつですね!僕も自宅をスマートホーム化して数年が経ちますが、思ってた以上に簡単かつ便利だったので、毎日の暮らしが一段階あがった感じがします。
それではSwitchBot CO2センサー (温湿度計) のレビューを紹介していきますね!
- CO2濃度の上昇を通知で知らせてくれる
- データの保存と出力に対応
- CO2濃度が見やすいディスプレイ
- 他製品と連動して換気を自動化できる
- 外出先からでも確認可能
- 温湿度の表示は小さめ
- ハブなしでは機能の一部が制限される
※提供: SwitchBot
レビュー用に製品の提供を受けていますが、メーカーに忖度しない筆者が感じたままのレビューです。
その他本記事で取り上げているSwitchBot製品
SwitchBot 温湿度計シリーズの違いと選び方
2024年12月現在、SwitchBotの温湿度計には5つのモデルがラインナップしています。シリーズ内の違いについて表にまとめました。
温湿度計Pro | CO2センサー | 温湿度計Plus | 温湿度計 | 防水温湿度計 | |
---|---|---|---|---|---|
イメージ | |||||
定価 | ¥3,480 | ¥7,980 | ¥2,780 | ¥1,980 | ¥1,980 |
ディスプレイ | 3.66インチ | 3.1インチ | 2.1インチ | なし | |
サイズ (mm) | 92 × 79 × 25 | 79 × 64.5 × 17.5 | 55 × 55 × 24 | 66 × 27.5 × 20 | |
快適度表示 | カーソル | 顔マーク | なし | ||
日時表示 | ◯ | × | |||
天気予報 | アイコン (ハブが必要) | × | |||
CO2濃度 | × | ◯ | × | ||
給電 | 単3電池2本 | 単3電池2本 USB Type-C | 単4電池2本 | ||
データ保存 | アプリ保存2年間 | ||||
防水性 | × | ◯ | |||
使用環境 | 室内 | 室内外 | |||
設置方法 | 内蔵スタンド 壁掛け | 内蔵スタンド マグネット 壁掛け | 専用スタンド マグネット | ストラップ | |
購入先 | Amazon 楽天市場 公式サイト | Amazon 楽天市場 公式サイト | Amazon 楽天市場 公式サイト | Amazon 楽天市場 公式サイト | Amazon 楽天市場 公式サイト |
各モデルの特徴をふまえた選び方は下記を参考にしてください。
絶妙なラインナップで選びやすい!
SwitchBot CO2センサー (温湿度計) の特徴と開封レビュー
早速筆者の手元に届いたSwitchBot CO2センサー (温湿度計) を開封して、本体のデザインや特徴をレビューしていきます。
CO2濃度と換気の目安はこちら
厚生労働省では、二酸化炭素濃度が1,000ppm以下を維持するように推奨しています。SwitchBot CO2センサー (温湿度計) では、CO2濃度が400〜1,000ppmを良好ゾーン、1,000〜1,400ppmを注意ゾーン、1,400ppm以上を要換気ゾーンと定義しています。注意ゾーンに入ったら換気するのが無難でしょう。
デザインと仕様
ディスプレイには緑・黄・赤のラインが描かれていて、現在のCO2濃度を良好 (緑)・注意 (黄)・要換気 (赤)に分類してくれます。
背面にはスタンドを搭載していて、本体だけでも安定して自立します。
給電方法はUSB Type-Cケーブルと電池の2通り。電池で使えば無線で使えるのでオススメです!
特徴
本製品の主な特徴をまとめました。
- CO2濃度が上昇したときのアラート通知
- 厚生労働省が推奨するCO2センサーを搭載
- 2通りの給電方法 (電池と有線)
- CO2濃度や温湿度のデータを保存/出力
- 12時間先までの天気予報を表示
- SwitchBot製品と連動して換気を自動化
高精度のNDIR方式のCO2センサーが採用され、室内の環境を正確に把握できます。さらにSwitchBot ハブ2 (もしくはハブミニ、シーリングライト プロ) と連動することで、CO2濃度だけでなく天気予報を取得してくれます。
SwitchBot サーキュレーターやSwitchBot ボットなどと連動してCO2濃度の上昇にあわせてサーキュレーターや換気扇を起動するように設定すれば、換気を自動化できちゃいます!
詳しい仕様はこちら
製品名 | SwitchBot CO2センサー (温湿度計) |
---|---|
サイズ | 92 × 79 × 25 mm |
重量 | 154g (電池を含む) |
材料 | ABS |
電源 | 単三電池 × 2 5V1A電源アダプター |
電池寿命 | 約1年 (30分ごとにCO2濃度を検知) |
CO2測定範囲 | 400〜9999ppm |
温湿度測定範囲 | -20~80° |
相対湿度測定範囲 | 0~99% |
SwitchBot CO2センサー (温湿度計) の使い方と初期設定
SwitchBot CO2センサー (温湿度計) は、スマートフォンなどで管理可能なスマートホーム製品です。
スマートホームと聞くと難しそうに感じる方もいますが、迷うことなく直感的に使えるのがSwitchBot製品の魅力。
初期設定
実際の使い方や初期設定について、要点をしぼって紹介してきますね。
すべてのSwitchBot製品は専用アプリで一括管理できます。SwitchBot製品を初めて使う方は、アプリをインストールしてユーザー登録から始めましょう。
すでにSwitchBotユーザーの方は、STEP 2
へお進みください。
アプリのホーム画面から+
→デバイスの追加
へと進み、SwitchBot CO2センサー (温湿度計)
を選びます。
アプリの指示に従って、本体のボタンを長押ししてペアリングモードにします。
つづいてSwitchBot CO2センサー (温湿度計) のデバイス名と設置部屋をきめます。
ここまでくれば、初期設定が完了です。SwitchBotアプリのホーム画面に戻って、一覧にCO2センサーが追加されていることを確認しましょう。
設定はアプリが誘導してくれるから簡単だよ!
ディスプレイに表示する温湿度は、別のセンサーからも取得できる
ディスプレイに表示する温度や湿度は、ほかのSwitchBotの温湿度センサーに変更できます。
例えば屋外においた防水温湿度計の情報をCO2センサーに表示させても便利ですね。
外の温度を確認できて便利ですね!
30分間隔でCO2濃度を更新
二酸化炭素の濃度はリアルタイムで更新されるわけではなく、30分間隔で取得されます。
上部のボタンをおせば、いつでも最新の二酸化炭素濃度を取得できます。
CO2濃度をいつ取得したか表示してくれるので、リアルタイム更新でなくても特にデメリットにはならなそうですね。
SwitchBot CO2センサー (温湿度計) の使用感をレビュー
ここからは僕が実際にSwitchBot CO2センサー (温湿度計) を使ってきて感じたことを紹介していきます。
早速主な使用感をまとめました。
- 見やすいディスプレイ
- データの保存と出力が便利
- サーキュレーターやボットとの連携が便利
上記の4点を中心にレビューしていきますね。
見やすいディスプレイ
コンパクトなCO2センサーではありますが、数値が大きく表示されるので視認性は良好です。
上部には12時間後までの天気予報と日時、中央には二酸化炭素濃度、下部には温度と湿度が表示されています。
離れた場所からでも二酸化炭素濃度を確認できるので、広い部屋でも使いやすいと思います。
ただ距離が離れすぎていると温度や湿度が見えにくいので、サイズが倍ぐらいのモデルがあっても良いかなと。
データの保存と出力が便利
測定されたCO2濃度や温湿度のデータを自動的に保存してくれます。
データの推移を確認できるので、季節の変わり目などで服装やパジャマなどの選ぶ助けになっています。
サーキュレーターやボットとの連動が便利!
「SwitchBot サーキュレーター」や壁面ボタンを押してくれる指型ロボット「SwitchBot ボット」と連動すれば、二酸化炭素濃度の変化にあわせて自動で換気ができます。
アプリのホーム画面から+
→オートメーションを追加
へとすすみます。
サーキュレーターと換気扇を起動/停止する条件をそれぞれ設定していきます。
自動的にサーキュレーターと換気扇が動き出すので、近未来感ある生活を満喫できます!
同じ部屋にハブ2 (もしくはハブミニ、シーリングライトプロ) があれば、赤外線リモコンに対応した他社製のサーキュレーターでも起動できます。
ハブなしで出来ること、出来ないこと
SwitchBot CO2センサーは、ハブ2やハブミニなどのハブ製品がないと機能の一部をつかうことができません。
ハブなしで出来ること、出来ないことをまとめました。
- 温度と湿度、CO2濃度をディスプレイに表示
- 別の温湿度計の温度や湿度を表示
- 日時や日付を表示
- データの保存と確認
自宅内でCO2濃度を把握するためならハブなしでもOK!
まとめ: 汎用性が高い二酸化炭素センサー
この記事では「SwitchBot CO2センサー (温湿度計) 」についてレビューしてきました。記事の最後に製品の特徴やメリット、デメリットを振り返っておきます。
- CO2濃度の上昇を通知で教えてくれる
- データの保存と出力が可能
- CO2濃度が見やすいディスプレイ
- 他製品と連動して換気を自動化
- 外出先からでも確認できる
- 温湿度の表示が小さい
- ハブなしでは機能の一部が制限される
CO2濃度は意識しないと上昇に気づけないので、あると重宝するアイテムだと感じました。冬場はとくに暖房器具によってCO2濃度が上昇しやすいので、これを機会にぜひ目を向けてみてはいかがでしょうか?
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。
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