オンオフ兼用で雨の日でも使えるバックパックが欲しくて購入したTAKEO KIKUCHIの「【撥水】ライトウェイト バックパック」。
実際に1年近く使ってきて、2023年に買って良かったモノにもランクインする満足度を得られた。
安っぽくなりやすい人工皮革(いわゆる合皮)だが、ビジネスマンに愛用される品格あるブランドなだけに、仕上がりの高さを感じる。
この重厚感にも関わらず、製品名にもあるように”ライトウェイト”を謳っている。確かに見た目からは想像できないほど軽い。実際にバックパックの重さを測ってみたところ、たったの697gだった。
バックパックは1kg前後であっても軽いと言われる。ゆえに重さが697gだったのは、筆者にとっても衝撃的だった。
そんな『TAKEO KIKUCHI【撥水】ライトウェイト バックパック』について、実際に使ってみた印象を中心にレビューしていく。
- 実測700gを切る軽さ
- 撥水性があって雨でも使える
- 四角い独特のフォルム
- 男女ともに使える
- ビジネスとプライベートを兼用できるデザイン
- 自立しにくいときもある
- スーツケースに装着できない
TAKEO KIKUCHI 【撥水】ライトウェイト バックパック レビュー
購入の決め手となったのは、この四角い独特のフォルム。普段からマザーハウスのアンティークスクエアバックパックを使っている僕は、もう一目惚れ……..!!
ビジネスとプライベートを兼用できる万能なデザインも魅力的である。
横からみるとこんな感じ。サイズは高さ46cm × 幅26cm × マチ11.5cm。容量は14.5Lとちょうどいい。
持ち手もバックパックの表面と同じ素材が採用されている。硬めの素材で垂れずに上を向いていてくれるのが良い。
外ではできる限りバックパックを地面に置きたくないので、Clipaというバッグハンガーを活用。
バッグを浮かして吊るしておけるので、重宝する方も多いだろう。
背面からみるとこんな感じ。
背中にあたる部分は、メッシュのクッション素材を採用。ポケットになっていて、タブレットなどを挿入できる。
ショルダーの紐には隙間があってカラビナなどを取り付けられる。
クッション製のあるパッドなので、背負っていても負担がないのがおすすめ。
どういうわけか下部だけ肩紐を外せる仕様。
おそらく背面ポケットに肩紐を収納して、ビジネスシーンでリュックを手持ちすることを想定しているのだろう。
肩紐の長さを調整するバックルはこんな感じ。
長さ調整であまった紐を束ねるバンドがついているのは地味に嬉しいポイント。
ジップはTAKEO KIKUCHIの刻印がされた止水ジップ。
僕がデザインと同じ様に気に入っているのが、バックパックの重さ。重さの実測値は697gで、バックパックとしてはかなり軽量の部類である。
合皮の安っぽさもなく、高級感あるこのデザインで700gを切るのは凄いよな。
軽さは正義や!
詳しい仕様はこちら
サイズ | ・高さ: 42 cm ・幅: 26 cm ・マチ: 11.5 cm ・持ち手上がり: 6 cm |
重さ | 697g(実測値) |
容量 | 14.5 L |
ポケット | 内側 × 7 外側 × 2 |
カラー | ・ブラック ・ライトブルー ・ダークネイビー ・ブラック(クロコ柄) |
素材 | 人工皮革CORDLEY(R) ポリエステル ポリウレタン |
価格 | 約18,700円 |
ライトウェイト バックパックで持ち運んでいるモノ
実際に僕がライトウェイトバックパックで持ち運ぶモノはこんな感じ。
- MacBook Air 13インチ
- 弁当
- 水筒
- 財布
- のど飴
- プラグ型モバイルバッテリー
- USB-Cケーブル
- スマホスタンド
- サブのスマホ
- ガジェットポーチ
- 目薬
- 薬
- メガネ拭き
- SSD
- AirPods Pro
外出の用途によってはiPad miniやミラーレスカメラがメンバー入りするけど、だいたいこんな感じ。これだけ入れても軽く余裕があるので、デイユースならちょうどいいサイズ感だと思う。
バックパックの内観
前面ポケットには自動車の鍵やスマホスタンドなどのMagSafeアクセサリーを入れている。他にはハンカチやAirPods Proも前面ポケットに収納していることが多いかな。
ジップを全開にしてバックパックの内観をみていく。バックパックの下までジップが続いているので、メインの収納部分がガバッと開いてくれる。
開いた側面はマジックテープでとめられている。
マジックテープを全て剥がせば、180度にバックパックを開くことができる。着脱が面倒ではあるが、荷物が多いときには便利だ。
背中側には4つのポケットを搭載している。まずはクッション性があるPCポケット。
スリーブケースに入れた13インチのMacBook Airを収納するとこんな感じ。公式では対応するPCサイズに言及されていないが、13インチを入れてもひとまわり余力がある。15インチぐらいまではいけそうだ。
PCポケットの前面にはタブレットポケット。
12.9インチのiPad Proも問題なく収納できる。
タブレットポケットの前面には、メッシュポケットがふたつ。深い位置にあるポケットで、取り出すことが少ないモノを入れるのが良さそう。
反対側にもメッシュポケットが3つ。
こちらは取り出しやすい位置にあるポケットなので、コンパクトな財布やスマホ、のど飴などを収納することが多い。
マチが11.5cmのバックパックで、メインの収納スペースには厚みのある荷物も入る。僕はガジェットポーチや弁当、水筒を収納して持ち運んでいる。
ペットボトルホルダーも搭載しているが、水筒には小さすぎるので使っていない。ペットボトルを持ち運ぶ方には重宝すると思う。
ポケットの数は決して多くないが、十分な容量でデイユースに最適な仕様だと感じる。
ライトウェイトバックパックを背負った様子!オンオフ兼用できるデザイン
実際にライトウェイトバックパックを背負ってみました。やはり背負うとバックパックの軽さが際立つ。角ばった四角いフォルムの最高である。
ターゲット層は20〜40歳代の男性だが、女性でも使えるデザインだと思う。身長156cmの妻が背負った様子がこちら。
唯一無二のデザインだよね!
撥水性があって、雨でも使いやすい
「撥水」と名前についているように、雨でも使いやすいのが魅力的。
公式によると永久的な撥水加工ではないらしく、数年後には防水スプレーをかけることが推奨されている。
梅雨の時期では本革のバックパックが使い物にならない。なので雨でも使えてデザインも良いライトウェイトバックパックは重宝する。
ライトウェイトバックパックの気になる点
全体的にとても気に入ってるバックパックだが、長期間つかってみて気になるところも出てきたので共有しておく。
- スーツケースに装着できない
- 持ち運ぶモノによっては自立しない
上記2つを中心にライトウェイトバックパックのデメリットをまとめていく。
スーツケースに装着できない
スーツケースの持ち手に引っ掛けるためのバンドがないので、旅行中の持ち運びには苦労した。軽いバックパックとはいえ、長時間背負っているとさすがに負担になる。
Clipaをスーツケースの持ち手に引っ掛けて代用することもできるが、あくまでズレにくくする程度。大きな揺れなどには耐えられない。
ちょうどいい容量かつ軽さが際立つバックパックだが、旅行には適さないと感じている。もちろんデイユースなら良い選択肢になるだろう。
持ち運ぶモノによっては自立しない
基本的には自立するんだけど、中身のバランスが悪いときは倒れてしまうことも。特にPC以外の荷物が少ないときは、ポケット内でPCが傾いて自立しにくい気がします。
これは多くのバックパックに共通する問題で、僕が使っている他のバックパックでも同じです。このバックパックが悪いというよりは、バックパックが抱える一般的な問題点なのでしょう。
TAKEO KIKUCHI【撥水】ライトウェイトバックパック レビューのまとめ
本稿ではビジネスシーンでもプライベートでも使える「TAKEO KIKUCHI 【撥水】ライトウェイト バックパック」をレビューしてきた。
記事の最後に本製品のメリットとデメリットを振り返っておく。
- 実測697gの軽さ
- 撥水性があり、雨でも使える
- 四角い独特のフォルム
- 男女ともに使える
- ON/OFF兼用できるデザイン
荷物が大容量の場合や旅行が目的な方には合わないが、デイユースにはとても相性が良いバックパックに仕上がっている。
とてもバランスがとれたバックパックで、日常的な通勤や通学にはピッタリだろう。
仕事でもプライベートでも使えるバックパックをお探しの方は、ぜひ検討してみてほしい。
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