PITAKAは、iPhoneやApple WatchなどのApple製品における周辺機器を作っているサードパーティーメーカーです。優れた耐久性をもつ「アラミド繊維」をiPhoneケースやApple Watchバンドに採用し、薄くて軽いのに高耐久なアクセサリーを実現しています。
PITAKAのiPhone 15シリーズ用iPhoneケースは、すでに薄くて軽くて高耐久なMagEZ Case 4、より耐久性があるMagEZ Case 4 Proがリリースされています。
本稿では、MagEZ Case 4の後継モデル「MagEZ Case 5」のレビュー記事を執筆していきます。iPhone 15シリーズにオススメのiPhoneケースのひとつで、僕自身も重宝しているモデルです。
- MagEZ Case 4がさらに薄くて軽くなった
- 耐久性が高い
- MagSafeに対応
- コンパクトなサイズ
- 他のアイテムとの統一感が出せる
- 外しにくいときがある
- 全面保護ではない
- 価格が高い
提供:PITAKA
※記事の内容に対して、メーカーの関与はありません。
PITAKA MagEZ Case 5のデザイン
MagEZ Case 5には、Break the Line・Sunset(サンセット)・Moonrise(ムーンライズ)の3色がラインナップ。SunsetとMoonriseは、iPhone 14 ProシリーズのMagEZ Case 3で限定登場して人気を集めました。復活を待ち望む声に応えるかのように、MagEZ Case 5で再登場してきました。
こちらが開封したMagEZ Case 5の3カラー。どれも個性的で、他メーカーにはないデザイン性が特徴的です。
Break the Lineは、3色のうち最もシンプルですが、黄色ラインや縦に配置されるメーカーロゴがオシャレに感じます。
夕焼けをイメージしたSunsetは、派手なカラーが芸術的にまとまっています。地平線が赤く染まる光景をうまく表現していますね。
月が出てきた光景をイメージしたMoonriseは、暗い荒野を月が照らす様子を表現されています。カラーのグラデーションが素敵で、幻想的なデザインに仕上がっています。
どのカラーも魅力的で選びきれんな。
PITAKA MagEZ Case 4(前モデル)との比較
MagEZ Case 4(写真左)からの進化点は、耐久性を維持しつつ、さらに薄くて軽くなったところ。MagEZ Case 4でさえ20gを切っていますが、MagEZ Case 5ではさらに5g軽くなっています。
ケースの薄さは、0.95〜1.15mm(MagEZ Case 4)から0.69mm(MagEZ Case 5)となったよう。1mm以内の変化なので、「正直分からないかな?」と思いましたが、たしかにMagEZ Case 5のほうが薄くなっているのが分かります。
薄さと軽さがアップグレードできた要因は、PITAKAが新開発した透明のマグネットリングにあるようです。
詳しい仕様の比較
MagEZ Case 5 | MagEZ Case 4 | MagEZ Case Pro 4 | |
---|---|---|---|
MagSafe | 対応 | 対応 | 対応 |
薄さ | 0.69mm | 0.95~1.15mm | 最大1.65mm |
重量 | 13g | 18~22g | 35g |
素材 | アラミド繊維 | アラミド繊維 | アラミド繊維 TPU ナッパレザー |
技術 | MagSafe SlimBoard™ 2.0 | MagSafe SlimBoard™ 2.0 | 3D成形加工技術 |
保護性 | 通常 くり抜きあり | 通常 くり抜きあり | 全方位保護 くり抜きなし |
小さくない進化が確かにある!
iPhone 15 ProにMagEZ Case 5を装着してみた
まずはBreak the LineをiPhone 15 Pro ナチュラルチタニウムに装着してみます。
1本線が良いアクセントになっていてカッコイイ。色が少なくて落ち着いた印象があり、ビジネスシーンでも使えるデザインです。
ボタン周りはくり抜かれています。ケースが薄く段差が低いので、ボタンの押しずらさもありません。
上面と底面(端子/スピーカー周り)まで黄色のラインが来ているのが、オシャレで推したい。
続いてiPhone 15 ProにMagEZ Case 5のSunsetを装着してみます。
やはりSunsetのグラデーションが最高に格好良い………!!
いろんな角度からみてみます。背面だけでなく、側面まで模様が来ているのがオシャレにみえますね。
最後にMagEZ Case 5のMoonriseを装着してみます。
オシャレかつ落ち着いた色合いで、最も人気がでそうなモデルです。
どの角度からみても独創的なデザインが光りますね。
カメラ周りの立ち上がりも正確で、設置面にカメラがつかないように設計されています。
MagEZ Case 5の使用感
本製品を1ヶ月ほど使って分かった使用感をまとめてみました。
- 手に馴染むコンパクトなサイズ感
- MagSafeを重宝する
- ほかの周辺機器と統一感がでる
- くり抜き部分の小傷が怖い
- 外すのが大変
僕がMagEZ Case 5に抱いた印象はこんな感じ。ひとつずつ詳しく紹介していきますね。
手に馴染むコンパクトなサイズ感
薄さと軽さは、MagEZ Case 5にとって最大の特徴。ケースを装着していても、まるでケースをつけていないかのようなサイズ感を楽しむことができます。僕が好んで使っている他のケース(ファインウーブンケースやフロストエア ウルトラ)もコンパクトなサイズ感ですが、MagEZ Case 5ほど薄いケースは見当たりません。
ポケットへの収まりもよく、とても使いやすいサイズのケースだと思います。
やっぱりMagSafeは大事!
MagSafeアクセサリーには実用的なアイテムが多い。カードウォレットやスマホスタンド、スマホリングなどを簡単につけ外しでき、iPhoneユーザーならコレを活用しない手はありません。
マグネットの磁力も十分で、MagSafeアクセサリーの使用中にiPhoneが落下することもなく、安全に使えていました。
現時点でMagSafeアクセサリーを使っていない方も、今後のためにMagSafe対応のiPhoneケースを選んでおいた方が良いでしょう。
他の周辺機器と統一感がでる!
PITAKAはiPhoneケースだけでなく、Apple WatchバンドやAirPodsケースなどもリリースしています。iPhoneケースと同様にアラミド繊維が使われているので、一緒に使うことで統一感がでます。
今までは黒メインの周辺機器が多かったPITAKAですが、最近になってMagEZ Case 5のSunsetやMoonriseのようなデザイン性が豊かなアイテムが増えてきました。より遊び心をもって周辺機器を選べるし、素材の統一感もでるし、どうしても揃えたくなってしまいます………!!
くりぬき部分の小傷が怖い
MagEZ Case 5は、上下左右でiPhoneが剥き出しになる部分があります。ぶつけ方によっては、iPhoneにキズが入ることもあるので、注意が必要でしょう。
前モデルのMagEZ Case 4と比べると、くり抜かれている部分がわずかに狭くなっていました。保護される面積がすこし広がったので、嬉しいアップデートです。
くり抜きがない全方位保護モデル(MagEZ Case 4 Pro)もありますが、30gを超えてしまうため迷いどろこ。
ピッタリすぎるケースなので、全方位保護は難しいか。
外すのが大変
MagEZ Caseシリーズにおける最大のデメリットだと思います。iPhoneにピッタリのサイズに設計されているので、慣れていても外すのが大変なことがあります。
そもそも僕のようにiPhoneケースを頻繁につけ外しする方は少数派なので、多くの方には関係ないでしょう。とはいえ、もうすこし外しやすくなってくれると嬉しいんだけどな……..。
まとめ:さらに薄く、さらに軽くなったMagEZ Case 5
本記事では、PITAKAの進化したiPhoneケース「MagEZ Case 5」をレビューしてきました。記事の最後に本製品の特徴を振り返っておきます。
- 前モデルより、さらに薄く、さらに軽くなった
- アラミド繊維で高耐久を実現
- MagSafeに対応
- 手に馴染むコンパクトなサイズ感
- 他の周辺機器と統一感が出る
PITAKAの近未来感があるデザインも、他のメーカーにない魅力でしょう。個人的にPITAKA製のiPhoneケースの中では、今までで最も気に入ったモデルになりました。
値段の高さが気になりますが、パフォーマンスが高く、購入を検討しても良いと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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