書斎にロマンを抱く男性は、決して少なくないはず。筆者も書斎にロマンを詰め込んだ男のひとり。
我が家は一条工務店グランスマートで作った35坪の4LDK。リビングを2階に配置した特徴的な間取りで、書斎は1階の中央に位置しています。
本稿では筆者がこだわり抜いた書斎のルームツアーを執筆していきます。
コンクリート壁とバンブーブラインドを採用した4畳半の書斎
憧れだったコンクリート調の壁紙を使った4.5畳の個室です。
アクセントクロスとして1面だけコンクリート壁にすることも考えましたが、部屋全体の雰囲気を統一したかったので思い切って4面に採用。一歩間違えれば大失敗につながる決断でしたが、結果的にとても満足いく雰囲気に仕上がりました。
もうひとつのこだわりがブラインドの採用。重厚感のある部屋を目指していたので、軽い印象がでるアルミブラインドはすぐに選択肢から消え、バンブーとウッドの2択で検討。いくつかサンプルを拝見し、重すぎない素材感とコスパの良さが決め手になってバンブーブラインドを採用しました。
僕の書斎の用途は、作業デスクを置く、植物の育成、小物収納の3つ。それぞれ詳しく紹介していきます。
書斎のデスク環境
まずは書斎の顔でもあるデスクツアーについて執筆していきます。デスクの全体像はこんな感じ。
コンクリート壁とバンブーブラインド、デスク天板の相性が抜群に良いですよね。LDKのワークスペースにもデスクがあるので、書斎のデスクには必要最低限のモノだけにして、ミニマルなモノ選びを心がけました。
デスク:FlexiSpot 自動昇降式デスク
書斎デスクは、FlexiSpotの自動昇降式デスク。タッチパネルのリモコンが好みの高さを4つまで記憶してくれるので、ボタンひとつで高さを調整できます。
引越し前から使っていて、気軽に座り作業と立ち作業が切り替えられるのがお気に入り。長時間座りっぱなしでの作業が減るので、腰痛予防にもなってます。
デスクの天板にはバンブーが採用されていて、側面までおしゃれな仕上がり。
天板や脚のカラーや種類が豊富で、好みのデザインにカスタマイズできるのも良き。初期投資として費用がかかりますが、他メーカーの自動昇降式デスクより低価格で購入できるのもおすすめ。
外部モニター:BenQ EW2880U
BenQ EW2880Uは、動画鑑賞やゲーム、PC作業など幅広い用途を高いレベルでこなしてくれます。色味をMacに近づけてくれるモードや映画鑑賞用のシネマモードなど、多機能なエンターテインメントモニターですね。
モニターを設置するためのスタンドも付属しますが、別途モニターアームを購入して浮かすのが通の使い方!省スペースになるし、上下左右への移動が自由自在だし、そして何より浮いてるだけでかっこいい。
28インチのちょうどいいサイズ感で、画面を分割しても十分な作業領域を確保できます。
PC作業だけでなく、ゲームや映画鑑賞など色んな用途で使えるモニターをお探しの方にはピッタリなモデルです。
MacBookスタンド:Twelve South BookArc for MacBook
書斎ではM1 MacBook Airをクラムシェルモードにして、「Twelve South BookArc for MacBook」に立てかけています。
MacBookのために作られたクラムシェルスタンドで、おしゃれにMacBookを配置できます。
PCスタンドとしてはあまりにも高額ですが、部屋の景観を損ねたくなかったので、デザイン重視で購入しました。用途は極めて限定的ですが、MacBookのデザインをこれ以上に活かせるスタンドもないので、奮発した甲斐がありました。高いけど………….。
キーボードとマウス:Magic Keyboard、Magic Trackpad
いろんなキーボードやマウスを試してきましたが、結局Apple純正のMagic KeyboardとMagic Trackpadに落ち着きました。
Magic Keyboardはストロークが極端に浅くて、サクサクとタイピングできるし、長時間使っても指が疲れにくいのがお気に入り。Touch IDが使える唯一のキーボードだし、当面は使い続けると思います。
マウスはMacBookと同じようにジェスチャーを使えるMagic Trackpad。細かい作業はしにくいので、Magic Mouseも併用して使ってます。
デスクライト:BenQ ScreenBar Halo
デスクライトはモニター上に設置できるBenQ ScreenBar Halo。作業スペースを圧迫しない省スペースな照明で、無線リモコンでの操作に対応しています。
奥行きが70cmあるデスクですが、デスク全体を明るくしてくれるパワーがあります。
背面にもライトを搭載していて、デスク全体をエモく仕上げてくれます。
バックライト非搭載のコスパモデルもあって、用途にあわせてモデルを選べます。
バックライト非搭載のコスパ◎なモデルもあるよ!
植物育成ゾーン:育成ライトや水やりグッズなど
楽天市場で購入した3段シェルフを植物の育成棚として使っています。
最上段には3つの植物育成用LED。太陽光に近い波長が特徴のLEDで、日光を好む植物を室内で育てることができます。
植物育成用ライトは、天井のダクトレールにペンダントライトを吊るして固定しています。
ダクトレールのON/OFFするためには、壁面のスイッチを押さなければいけないので、指型ロボットのSwitchBotボットで自動化しました。決まった時間にライトをON/OFFしてくれて助かります。
水濡れ対策に珪藻土マット、鉢底の風通しをよくするためにダイソーのラックを設置、その上に植物たちを置いてます。
風通しを良くするためにYamazenのサーキュレーターを1日15時間ほど稼働させてます。後述する電源タップでスケジュールを設定し、自動で電源がON/OFFするのでノーストレス!
2段目にはBrimの植物育成用パネルライトを取り付けています。国内ブランドで技適にも対応しており、安心して使えそうだったのが選んだ理由。
「光量が足りない」というカスタマーレビューを見かけましたが、思ったより光量がある印象。植物によっては葉焼けするほどなので、距離感を調整しながら使っています。
植物用のライトには技適マークのない製品もあるから注意して!
温湿度の把握や書斎のスマートホーム化のためにSwitchBotハブ2を使っています。
SwitchBotハブ2は、赤外線リモコンの信号をコピー/発信できるので、リモコンで動く天井のサーキュレーターや照明をスマホで操作できるようになります!
スケジュールを設定しておけば、時間にあわせて勝手に動いてくれるので、めちゃくちゃ重宝します。
3段目には液体肥料や活力剤などの水やりグッズとメッシュWi-Fiルーター「Deco XE75」、電源タップを置いてます。
メッシュWi-Fiを導入してから、家中に快適なWi-Fi環境を構築できるようになりました。一軒家や広めの賃貸に住んでる方はぜひメッシュWi-Fiを試してほしい。
電源タップは、スマートホームに対応しているMeross。1段目のサーキュレーターと2段目のパネルライトを自動化しています。
植物への水やり時は、バスタオルの上に使わなくなった衣装ケースを置いて、水切り場として活用。水やり後はしばらく放置して、だいたい水が切れたらシェルフに戻します。
子株が増えてきて、ほぼ毎日水やりしてる(^^;;
バンカーズボックス:部屋の景観を損ねない収納
書斎の収納は、部屋のデザインにあうバンカーズボックスにしました。使う頻度が低いガジェットや植物グッズの収納がメインですね。
生活感を消せる収納ボックスで、家中の色んな場所で使ってます。ひとつひとつが独立していて、置き場所を選ばないところもオススメ!
引き出しのように使えるし、引越すときにラクだし、デザイン良いし、言うことなしですね(強いて言えばもう少し安くなってほしい)。
まとめ:男のロマンを詰め込んだ4.5畳の書斎
本記事では、筆者の理想を詰め込んだ4.5畳の書斎のルームツアーを執筆してきました。壁紙やブラインド、配置する家具を含め、とても満足している書斎です。
一条工務店は性能重視のハウスメーカーで、ダサいと思われがちですが、工夫次第でどうにでもなりました。これから家づくりや書斎づくりをする方のために本記事が参考になれば嬉しいです。
関連記事では我が家のハウスツアーやLDKツアーも公開しているので、興味がある方はぜひ覗いてみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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