この記事に辿り着いたあなたもご存知の通り、カスタマイズ性が高いmacOSは、ユーザーによって使い方に差が出やすい。そこで本稿では、Mac歴15年を迎える筆者が愛用している「おすすめのMacアプリ」を厳選して紹介していきます。
作業効率を上げるMacアプリを中心に紹介していきますが、もし本稿に未掲載のおすすめアプリをご存知の方は、コメント欄もしくはX(@Number84M)で教えてもらえると嬉しいです。
有料アプリを購入する意義はある?無料アプリではダメなの?
結論からいうと、Macを使いこなしたい方ほど有料アプリを使ってほしいです。もちろん優秀な無料アプリも数多く存在します。
しかし作業の生産性を上げたいなら、どうしても有料アプリが必要になってきます。
僕も初めてMacを手にして数年は、無料アプリだけで粘ってました。それでも意を決して有料アプリに手を出したら、無料アプリとの間に埋められない差があるのを痛感。
アプリへの課金に気が引ける方も多いと思いますが、価格以上にMacの利便性をあげられる恩恵は大きい。
別記事ではApp Storeの有料アプリを安く買う方法も紹介しているので、ぜひ活用してみてください。
Paste:コピー&ペーストを大幅強化
筆者が最も重宝しているMacアプリで、全Macユーザーにオススメしたい「Paste」。クリップボード(簡単にいうとコピーの履歴)を拡張してくれるアプリです。
任意のショートカットでPasteを起動すると、コピーしたテキスト等の履歴が表示されます。リストから選ぶだけで、テキストやファイルなどをそのままペーストしてくれます。
お気に入りタブを使えば、よく使う文言などをいつでも呼び出すことができます。メールの挨拶など、繰り返す使う表現を保存しておくと便利です。
Pasteを開くためのショートカットやコピー履歴の保存期間なども設定でき、汎用性はかなり高い!
サブスク型の有料アプリですが、Pasteがあるとないとでは作業効率に大きな差がでます。なので個人的には年間1万円まで値上げされても使い続けると思いますね。無料期間もあるので、ぜひ試してみてください。
PopClip:テキスト選択時にメニューを表示
PopClipは、マウスでテキストを選択したときに小さなメニューを表示してくれるアプリです。表示するメニューは100を超える項目からカスタマイズが可能。
例えば表示されたメニューからGoogleマークを選ぶと、選択したテキストをGoogleで検索してくれます。
他にも選択したテキストを“Amazonで検索”、“翻訳サイトで翻訳”、“大文字(小文字)に変換”などなど痒いところに手が届くメニューを搭載!痒いところに手が届くアプリで、筆者も重宝しています。
Yoink:ファイルの仮置き場
Yoinkはドラッグ&ドロップしたいファイルを一時的に預かってくれるMacアプリです。Macの中のファイルやフォルダ、画像、書類、URL、スニペットなどをドラッグして一時的に格納できます。
ファイルのドラッグを始めると、画面左にファイルの仮置き場としてYoinkが起動されます。起動したYoink内にファイルをドラッグ&ドロップすると、一時的にファイルを預かってくれる”仮置き場”になってくれます。
ファイルをYoinkに仮置きしたまま、貼り付けたいアプリ(画面)に移動します。
Yoinkのボックス内に仮置きしたファイルを再びドラッグ&ペーストで取り出します。
フルスクリーンで作業する方には特にオススメ!
RunCat:メニューバーにネコを飼う
RunCatは、メニューバー上でネコが走る可愛いアプリです。
ネコが走る速度は、CPUやメモリに対する負荷量を反映しています。可愛いだけでなく、ひと目でMacへの負荷量を把握することができます。
メニューバーのアイコンをクリックすれば、Macへの負荷量の詳細を確認できます。
走るのはネコだけじゃなく、20種類のキャラクターから選べます。本記事で紹介している唯一の無料アプリなので、ぜひ試してみてください。
Magnet:直感的に画面を分割できる!
画面上に複数のウィンドウを設置する方にオススメしたい「Magnet」。Mac App Storeの有料アプリランキングで常に上位を維持している神アプリです。
ウィンドウを画面の端に持っていくだけで、ウィンドウサイズを調整して配置してくれます。ウィンドウを持っていく箇所によって、画面全体の1/2や1/3、2/3、1/4などの大きさにウィンドウを調整してくれます。
外部モニターなどの大画面で作業している方は、特に重宝する方も多いアプリでしょう。
Nums:トラックパッドをテンキー化
次に紹介するのは、トラックパッドをテンキー化できるMacアプリ「Nums」。テンキーが刻印されたフィルムをトラックパッドに貼ってアプリで制御することで、トラックパッドをテンキーのように使えます。
Excelなどの表計算アプリを使う方は、特に重宝するアプリだと思います。
ランチャー機能を設定してトラックパッドの左端からテンキーフィルム上の任意の位置までスワイプすれば、アプリやショートカットを起動したり、設定したWebサイトを開いたりできます。
トラックパッドが革命的に便利になるよ!
【上級者向け】BetterTouchTool:Macのすべてをカスタマイズ
BetterTouchToolは、ユーザーがMacを操作した際の動作を細かくカスタマイズできる上級者向けのアプリです。
上級者向けとは言っても、Macを使いこなす上で鍵になるアプリでもあるので、犬猿せずにぜひ試してもらいたい。
実際に僕が設定しているカスタマイズの一部をまとめてみました。
入力形式 | Macの動作 |
---|---|
トラックパッドの右上隅をクリック | ショートカットを起動 |
トラックパッドの左上隅をクリック | Webサイト(当サイト)を開く |
3本指でスワイプダウン | 開いてるタブを閉じる |
⌘ + 2本指でスワイプダウン | 右のタブに移動 |
⌘ + 2本指でスワイプアップ | 左のタブに移動 |
こんな感じで任意の操作にMacの動作を自由に割り当てることができます。
トラックパッドやMagic Mouse、キーボードショートカットなど、さまざまな入力形式のカスタマイズに対応しています。
自分が使いやすいように自由にカスタマイズできるのが嬉しいポイントですね。
限りない可能性があるアプリなので、ぜひ活用してMacを自分色に染めてみてください。
Macを自由自在にカスタマイズできるよ〜!
まとめ:Macアプリを極めて作業を効率化しよう!
本稿では、生産性をあげるためにオススメのMacアプリを7つ紹介してきました。最後に紹介してきたアプリを振り返っておきます。
- Paste:コピペを強化
- PopClip:テキスト選択でメニューを表示
- Yoink:ドラッグ&ドロップを強化
- RunCat:Macの負荷を可視化
- Magnet:画面に合わせてウィンドウをサイズ調整
- Nums:トラックパッドをテンキー化
- BetterTouchTool:自由自在なカスタマイズ
作業効率に直結するアプリばかりなので、ぜひ使ってみてください。
本稿で紹介したアプリ以外のオススメアプリをご存知の方は、ぜひコメント欄でおしえてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (12件)
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