スマートホームの大手メーカー「SwitchBot(スイッチボット)」は、工事不要で後付けできるIoTデバイス分野で豊富なラインナップを誇ります。
2023年現在、SwitchBotにライバルと言えるスマートホームメーカーはなく、業界1強に輝いています。
そこで本稿では、SwitchBotの全ラインナップを解説/レビューしていきます。
本稿の執筆にあたり、メーカーより一部の製品を提供いただいております。金銭等の提供はなく、筆者が感じたままの自由レビューです。
SwitchBot(スイッチボット)とは?
「スイッチボット」は、2015年に設立されたスマートホームメーカー。工事不要で後付けできるIoTデバイスを数多くリリースし、自宅のスマートホーム化をサポートしています。
スイッチボット製品を使えば、Wi-FiやBluetoothなどを通じて今ある家電をスマート家電として利用できるようになります。
スマートフォンや音声で家電を操作できるだけでなく、時刻や部屋の明るさ、温度などをトリガーに家電を動かす(家電の完全自動化)ことも可能です。
手が出やすい製品価格も魅力だよ〜!
SwitchBotのオススメの使い方
スイッチボットを愛用する筆者が考えるオススメの使い方は、以下の3つ。
- 家電の自動化
- 在宅中でも外出先でも、家電をスマートフォンから遠隔操作
- 音声で家電を操作
それぞれの使い方について、要点を絞って解説します。
家電の自動化
最もおすすめしたいスイッチボットの使い方は、「家電の自動化」です。
- 外出時に家電をOFF、帰宅時にON
- 決められた時刻に家電をON/OFF
- 部屋の温度や明るさに応じて、家電をON/OFF
- ドアを開けたら家電をON
もっと具体的に言うと、日の出に合わせて自動でカーテンを開け、日の入りに合わせて自動でカーテンを閉じたり、外出時に照明やTVやエアコンなどを自動で消し、帰宅時に自動で起動したりできます。
家電を自動化することでユーザーの負担が軽減し、目に見えて生活が便利になります。
在宅中も外出中も、家電をスマートフォンから遠隔操作
スイッチボット製品で家電をスマートホーム化すれば、スマートフォンから家電を遠隔操作できます。
- 帰宅前にエアコンを起動
- 外出先からカーテンを閉める
- TVや照明のリモコンをスマートフォンで代用
- ベッドの中からリビングのライトを消す
外出先から家具家電を操作すれば、帰宅時の準備だけでなく防犯上の対策にもなります。
在宅中でもスマートフォンから全てのスイッチボット製品を操作でき、大変便利です。
音声で家電を操作
スイッチボットは、HomePodやAlexaを始めとするスマートスピーカーと連携できます。
端末を持たない子供や高齢者でも、スマートスピーカーに話しかけて家電を簡単に操作できます。
SwitchBotの製品ラインナップ
スイッチボットの製品は、大きく3つに分類されます。
そこで本稿では、下記の分野ごとにスイッチボット製品をレビュー・解説していきます。
- ホームオートメーション
- 自宅の設備(リモコン・カーテン・スイッチ・コンセント等)を自動化したり、スマホで管理したりするための製品
- スマート家電
- Wi-FiやBluetoothに対応し、スマートフォンと連携できる家電
- セキュリティ製品
- 防犯対策に有効な製品
タップで各分野に項目まで飛べるよ!
ホームオートメーション製品のレビューと解説
まずは自宅の設備を自動化したり、スマートフォンで管理したりするための「ホームオートメーション」に関するスイッチボット製品を解説/レビューしていきます。
ハブ2 レビュー:究極のスマートリモコン
- 究極なスマートリモコン
- SwitchBot製品を遠隔操作するための「ハブ」になる
- 温湿度や照度をトリガーとしたオートメーション
- Matter対応
- シーンを起動できるスマートボタン
- ハブミニより高額
「ハブ2」および後述する「ハブミニ」は、スマートリモコンと外出先からSwitchBot製品を操作するためのハブ機能が搭載された必須アイテム。
温湿度や照度のセンサーが搭載し、周囲の環境を見やすいディスプレイに表示します。
温湿度の変化をトリガーにエアコンやサーキュレーターをつける、明るさの変化をトリガーにカーテンや照明を操作する等、より高度な設定を実現できます。
スマートホームの共通規格「Matter」にも対応し、Apple ホームアプリからSwitchBot製品を操作できるようになるのもハブ2ならではの機能です。
スマートリモコンとは?
テレビやエアコン、照明などの赤外線リモコン(リモコンから発せられる赤外線信号)を記憶し、スマホ等からの操作を可能とする機能。
ハブミニ レビュー:ちょうどいいスマートリモコン
- ちょうどいいスマートリモコン
- SwitchBot製品を遠隔操作するための「ハブ」となる
- ハブ2より価格が安い
- Matter非対応
- ハブ2搭載の温湿度計、照度計が非搭載
「ハブミニ」は、前述した「ハブ2」と同様にスマートリモコンとハブ機能が搭載された必須アイテム。
ハブ2との違いは、下記の比較表をご参照ください。
SwitchBotハブ2 | SwitchBotハブミニ | |
---|---|---|
ポイント | 高性能の4-in-1 究極のスマートリモコン | 手軽にスマート化 コスパ◎のスマートリモコン |
温湿度センサー | ||
照度センサー | ||
スマートボタン | ||
スマートアラート | ||
スマートリモコン | ||
ハブ機能 | ||
ローカル操作 | ||
GPS連動 | ||
シーン機能 | ||
Matter対応 | ||
操作方法 | スマホ/音声/Apple Watch | スマホ/音声/Apple Watch |
オートメーション | スケジュール/GPS 温度/湿度/照度 | スケジュール/GPS |
サードパーティ | Alexa/Google assistant Siri Shortcut/IFTTT | Alexa/Google assistant Siri Shortcut/IFTTT |
ハブミニの機能はハブ2に劣りますが、これからスマートホームを始める方であればハブミニでも十分事足りるでしょう。
ハブ2よりコスパを求める方には、これ以上ないピッタリのアイテムだと思います。
カーテン3 レビュー:スマートカーテンの完成形
- 操作方法が豊富
- カーテンの開閉を完全に自動化
- 動作音が静か
- 不在時の防犯対策にもなる
- 価格が高い
「カーテン3」は、豊富なラインナップの中でも、最も人気のある製品のひとつ。
あらかじめカーテンが開く/閉じる時間を設定でき、カーテン開閉の完全自動化が実現します。
特に第3世代では動作の静音化が進み、スマートカーテンの完成形とも言える仕上がりに!
ブラインドポール レビュー:限定的な用途だが重宝しそう
「SwitchBot ブラインドポール」は、ブラインドカーテンの角度を自動で調整できる代物。
ポールがあるブラインドカーテンに適応するので、紐のみで操作するブラインドカーテンには使えません。
我が家には対応するブラインドがないので、実際に試せてはいませんが、自宅にポールのブラインドカーテンがある方は、非常に重宝するアイテムでしょう。
ボット レビュー:スイッチを押す「指型ロボット」
- アプリで簡単に設定できる
- 豊富なSwitchBotデバイスと一緒に管理できる
- あらゆるスイッチを自動化
- 全てのスイッチに配置するには費用がかかる
指型ロボットの「ボット」は、あらゆるスイッチを物理的に押して(引いて)くれるアイテム。
スイッチカバー等の曲面にも問題なくフィットしてくれるので、非常に汎用性が高いデバイスです。スケジュールを設定しておけば、決まった時間にスイッチを自動で押してくれるので、防犯対策にも効果を発揮するでしょう。
筆者は植物の育成用ライトを自動化するのと、ワークスペースのライトをスマホ操作するために2つのボットを導入しています。
リモートボタン レビュー:スマホがなくても直感的に操作
- ボタンを押してシーンを実行
- 端末がなくてもSwitchBot製品を操作できる
- 小型で置き場所を選ばない
- 設定できるシーンは2つまで
- Appleのショートカットは設定できない
「SwitchBot リモートボタン」は、上下2つのボタンにそれぞれSwitchBot製品の動作を割り当てられるアイテム。
端末を持たない子供や高齢者でも、SwitchBot製品を直感的に操作できるのが魅力的でしょう。
スマホを開かなくて良いので、その辺に置いとくだけでも重宝しています。必須アイテムではありませんが、より直感的にSwitchBot製品を扱いたい方に向いているかと思います。
タグ レビュー:スマホをかざして家電を操作
- かざしてSwitchBot製品を操作
- ショートカットの実行も可能
- 貼る場所を選ばない
- たまに反応しにくい
- リモートボタンのほうが早い
「SwitchBotタグ」は、スマホをかざすだけで設定した動作を実行できるNFCタグ。
まれに反応しにくい時がありますが、スマホをかざしなおせば概ね問題ないですね。
ただ、ほとんどの場合はリモートボタンを押した方が早いので、タグじゃなければいけない理由(例えば傷をつけずに壁面固定したい、ショートカットを設定したい等)がなければ、前述したリモートボタンを選んだ方が良いでしょう。
スマート家電のレビューと解説
続いて紹介していくのは、スマホで操作・管理できる「スマート家電」。家電そのものにIoTが搭載されていて、スマホなどで直接管理できるのが魅力です。
家電が直接WiFiに繋がるので、ハブいらずで遠隔操作ができます。それゆえ他のSwitchBot製品を持っていなくても、十分重宝するアイテムが揃っている分野になります。
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ロボット掃除機 K10+/S1/S1 Plus レビュー:ライフスタイルに応じたラインナップ
SwitchBotのロボット掃除機には、K10+・S1・S1 Plusの3モデルがラインナップしています。
全てのモデルに共通しているのは、マッピング技術の高さ。
SwitchBotのロボット掃除機は、全モデルで高い基本性能を保ち、用途に応じて3モデルから選べるところが魅力。
各モデルの選び方は、下記の表を参考にしてください。
- K10+
- 一人暮らしの方
- 個室専用で使いたい方
- 家具が多い方
- 掃除に時間がかかっても良い方
(小型な分、掃除に時間を要する) - S1
- 一軒家に住んでいる方
- 2人以上でアパートに住んでいる方
- 2日/回のゴミ捨てを許容できる方
- S1 Plus
- 一軒家に住んでいる方
- 2人以上でアパートに住んでいる方
- ゴミ捨てを最小限にしたい方
SwitchBot ロボット掃除機のスペック表
S1 Plus | S1 | K10 + | |
---|---|---|---|
本体サイズ | 直径34cm × 高さ9.5cm | 直径34cm × 高さ9.5cm | 直径24.8cm × 高さ9.2cm |
本体の重量 | 約3.06kg | 約3.06kg | 約2.3kg |
ステーションサイズ | 高さ38cm | 高さ32cm | |
ステーションの重量 | 3.65kg | 約3.6kg | |
吸引力 | 2700Pa | 2700Pa | 2500Pa |
吸引力の設定 | 4段階 | 4段階 | 4段階 |
水拭き・清掃の同時進行 | 対応 | 対応 | 非対応 |
水拭きの強度 | 3段階 | 3段階 | 設定不可 |
モップ | 専用モップ | 専用モップ | 使い捨てシート |
水タンク | 300ml | 340ml | なし |
ダストボックス容量 | 350ml | 360ml | 150ml |
運転音 | 59dB | 59dB | 45dB |
マッピング | LDSレーザー | LDSレーザー | LDSレーザー |
ステーションの容量 | 4L | 4L | |
ゴミ捨ての頻度 | 70日/回 | 2日/回 | 70日/回 |
最長稼働時間 | 250分間 | 140分間 | 120分間 |
想定面積 | 3~5LDK/250㎡ | 2~3LDK/140㎡ | 2~3LDK/120㎡ |
※掃除に要した時間 | 33分 | 31分 | 55分 |
ロボット掃除機 K10+ レビュー:一人暮らし向け
- 小回りがきくコンパクトさ
- ゴミ収集ステーションもコンパクト
- 市販のお掃除シートに対応
- 正確なマッピング技術
- コスパが良い
- 清掃とモップを併用できない
- 水拭きシートが使い捨て。費用がかかる
- 家中をカバーするには時間がかかる
「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」は、一人暮らしをターゲットにしたロボット掃除機。
ティッシュ箱と同じサイズで、非常にコンパクトなのが特徴的ですね。
めちゃくちゃ小回りがきくので、一人暮らしや狭い部屋で使うのに適していますね。
一方、一軒家などで使うには、掃除に要する時間が延びてしまうので、後述するS1/ S1 Plusが適しているでしょう。
S1 レビュー:一般家庭向け
- 正確なマッピング技術
- 家中コレ1台でOK
- コスパお化け
- 掃除しつつ水拭きできる
- ゴミの自動収集がない
- 水拭きの度にモップを洗う必要がある
「SwitchBot ロボット掃除機 S1」は、一般家庭向けのコスパ抜群ロボット掃除機。
前述したK10+が小型モデルであるのに対し、S1/S1 Plusは一般的なロボット掃除機のサイズ感です。
小回りが効きすぎるK10+と比べて、掃除に要する時間が短いのも大きなメリット。
正確なマッピング技術を活かしやすく、家中の掃除をコレ1台でカバーできるのが嬉しいポイント。
デメリットはゴミ収集ステーションがない点だけで、最もコスパが良いモデルでしょう。
ロボット掃除機 S1Plus レビュー:一般家庭向け、ゴミ収集ステーションあり
- ゴミ収集を自動化、70日間ゴミ捨て不要
- 正確なマッピン技術
- 家中コレ1台でOK
- 清掃と水拭きの同時進行
- 水拭きの度にモップを洗う必要がある
「SwitchBot ロボット掃除機 S1 Plus」は、前述したS1に自動ゴミ収集機能が追加されたモデル。
効率よく家中を掃除してくれて、定期的なゴミ捨てのストレスからも解放してくれます。
高性能がゆえに、前述した2モデルよりちょっと高額ですが、同スペックの他メーカー製と比べたらコスパも十分でしょう。
防水温湿度計 レビュー:屋外・屋内・持ち歩きもOK!
「SwitchBot 防水温湿度計」では、屋内外の温湿度を測定してスマホで確認できます。スマホで温湿度を確認する前提なので、ディスプレイは非搭載。
単体で温湿度を確認できませんが、小型かつストラップ付きで持ち運びには適しています。登山やキャンプ、スキーなどのアウトドアな趣味がある方にオススメです。
筆者も玄関の外に設置するためにひとつ購入を検討していますが、現時点では未導入です。
温湿度計プラス レビュー:離れていても見やすいスクリーン
- 見やすい大きめディスプレイ
- 角度調整できるスタンド
- マグネットで冷蔵庫などにくっつく
- 温湿度をトリガーに家電を操作(ハブミニ/ハブ2/シーリングライトプロのいずれかが必要)
- 温湿度の経時的な変化を記録
- 同じ部屋にハブ2があれば不要
「SwitchBot 温湿度計プラス」は、3インチのディスプレイを搭載した温湿度計。
後述する「SwitchBot 温湿度計」と比べると、ディスプレイの見やすさが際立ちます。
どちらも単4電池×2で動くので、気軽に交換できるのも魅力的。
ハブ2の温湿度センサーだけを切り取ったようなアイテムなので、ハブ2を持っていない or ハブ2と別の部屋で使う場合に購入を検討しましょう。
温湿度計 レビュー:温度・湿度を適切に管理
- マグネットで冷蔵庫などにくっつく
- 温湿度をトリガーに家電を操作(ハブミニ/ハブ2/シーリングライトプロのいずれかが必要)
- 温湿度の経時的な変化を記録
- コスパが良い
- 同じ部屋にハブ2があれば不要
「SwitchBot 温湿度計」は、温湿度計プラスと形状こそ違いますが、できることはほとんど同じ。
ディスプレイの視認性と価格差を天秤にかけ、購入するモデルを決めましょう。
「温湿度計」と「温湿度計プラス」の比較表
温湿度計 | 温湿度計プラス | |
---|---|---|
スタンド | 取り付けスタンド | 内蔵式スタンド |
壁掛け | 非対応 | フックで吊り下げ |
液晶サイズ | 2.1インチ | 3インチ |
快適度の表示 | × | ○ (乾燥・快適・湿潤) |
温度の精度 | -20℃~0℃:±0.4℃; 0℃~65℃:±0.2℃; 65℃~80℃:±0.3℃ | |
湿度の精度 | 10~90%RH:±2%RH; 0~10%RH, 90~99%RH±4%RH | |
アラート通知 | ○ | |
データ記録 | 30日間 サーバー保存は無制限 | 68日間 サーバー保存は無制限 |
使用時間 | 360日間以上 | |
電源 | 単4電池 × 2本 | |
Alexa | 音声で温度読み上げ可能 定型アクション設定不可 | |
Google Assistant | 音声で温度読み上げ可能 ルーティン設定不可 | |
Siri | ショートカットより温湿度の表示可能 (読み上げ不可) | |
IFTTT | 温度&湿度を条件として、アプレット設定可能 | |
ウィジェット | iOS/Android | |
Apple Watch | ○ | |
遠隔操作 | ハブが必要 | |
公式価格 Amazonリンク | 1,980円 | 2,780円 |
スマート加湿器 レビュー:温湿度計と連携して自動でON/OFF
- 大容量(3.5L)のタンク
- 水量が分かるクリアなデザイン
- ハブ2と連携→自動で稼働
- 静かな動作音
- 定期的な手入れが必要
「SwitchBot スマート加湿器」は、ハブ2(もしくは温湿度計プラス or 温湿度計 or 防水温湿度計 + ハブミニ)と連携することで真価を発揮します。
設定した温湿度を外れた場合、自動で稼働する優れモノで、つけっぱなしによる電力消費を避けられます。
仮にハブ2がなくても、スマホで電源をON/OFFできるので購入を検討する価値があります。
超音波式の加湿器なので、静音性がある反面、週1回の手入れが必要です。
サーキュレーター レビュー:全自動で空気を循環
- コードレスで使いやすい
- USB-Cで充電できる
- 100段階の風速調整
- 3Dの首振り機能
- ライトが地味に便利
- 掃除がしやすい
- 動作音が静か
- 特筆すべきデメリットなし
「SwitchBot スマートサーキュレーター」は、30畳まで対応しているパワフルかつ高性能なサーキュレーター。
3D首振り機能や100段階の風量調整、コードレス(充電式)、優れた静音性、1〜9時間のタイマーなどなど盛り沢山のサーキュレーターに仕上がっています。
SwitchBotアプリで操作できるだけでなく、ハブ2との連携により温湿度の変化に伴う自動コントロールも可能。
「未来の風」を謳っているだけあって、実際に試してみても非常にワクワクするスマート家電でした。
シーリングライトプロ レビュー:スマートリモコンとハブを搭載!
- スマホから操作できる照明
- 無段階の調光・調色
- ハブミニの機能(スマートリモコンとハブ)を搭載
- コスパが良い
- 良くも悪くも普通のデザイン
「SwitchBot シーリングライト プロ」は、ハブミニの機能(スマートリモコン・ハブ)を搭載した画期的なスマート照明です。
照明としても非常に多機能で、SwitchBotアプリから細かな設定が可能。
スマートリモコンとハブが非搭載の標準版もラインナップされているので、用途に応じて購入するモデルを検討しましょう。
スマート電球 レビュー:1600万色のカラー
筆者が未使用のため未採点
「SwitchBot スマート電球」は、ハブなしで外出先からWi-Fi経由での操作ができるスマート照明。
単体でも外出先からライトをつけたり、電球の状態を確認したりできるので、他のSwitchBot製品を持っていなくて便利に使えるアイテムです。
開閉センサーや人感センサーとハブを使えば、ドアが開いたり、人が通ったりしたときに自動でライトをつけられます。
テープライト レビュー:多機能すぎるスマート照明
筆者が未使用なため未採点
「SwitchBot テープライト」は、前述したスマート電球と同様に、アプリや音声で色味や明るさを調整できるスマート照明。
ハブなしでWi-Fiに接続できるので、外出先から操作して防犯対策にも使えます。
ハブ+開閉センサー or 人感センサーの組み合わせと一緒に使えば、ドアが開いたり、人が通ったりしたときに自動でライトをつけられます。
スマートプラグミニ レビュー:どんな家電もスマート化!
- どんな家電もスマート化できる
- スケジュール設定による完全自動化
- 消費電力の見える化
- スマート化できるのはコンセント1口のみ
- 2種類のラインナップには要注意
「SwitchBot スマートプラグミニ HomeKit対応」は、コンセントのON/OFFをスマホ管理できるアイテムで、今ある家電を気軽にスマート化できる優れモノ。
今ある家電を手軽にIoT化できるので、サクッとスマートホームを体験してみたい方にはぴったりのアイテムだと思います。
セキュリティ製品のレビューと紹介
続いてはSwitchBotのセキュリティ製品をまとめました。
特にスマートロックは、筆者が最も重宝しているSwitchBot製品のひとつで、ぜひ多くの方が手に取って欲しいアイテムです。
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スマートロック レビュー:指紋やパスワードで解錠!
- ワンタッチで施錠/解錠できる
- 2台を連動するツインロック機能
- 工事不要で賃貸物件にも対応
- 遠隔操作にはハブが必要
- 周辺機器と合わせると費用が嵩む
「SwitchBot スマートロック」は、玄関扉の内側に貼り付けて、モーターが稼働することで鍵を自動で回してくれるアイテム。
基本的にはスマホで鍵を開けますが、後述するアクセサリーを使えば、指紋やパスワードなどで解錠できるようになります。
開閉センサー
- 汎用性が高い
- 防犯対策になる
- コスパが良い
- ドアへの貼り付けが必要
「SwitchBot 開閉センサー」は、ドアの開閉をリアルタイムで確認できるスマートセンサーです。
他のSwitchBot製品がなくても、さまざまな用途で使うことが可能。他のSwitchBot製品と連携すれば、より高度な設定ができます。
- ポストに荷物が届いたのを通知
- ドアの開けっぱなしを防止
- 夜間や不在時の防犯対策
これらはあくまで一例で、他にもさまざまな使い方ができます。
人感センサー
- 汎用性が高い
- 防犯対策にもなる
- コスパが良い
- どこにでも設置できる
- 単体では効力を発揮できない
「SwitchBot 人感センサー」は、動体の検知をトリガーにしてスイッチボット製品を操作できるスマートセンサーです。
他のスイッチボット製品と連携することで、人が通ったときにライトをつける等の使い方ができます。
スマートカメラ レビュー:いつでも自宅を確認できる
筆者が未使用のため未採点
SwitchBotのスマートカメラは、合計6種類がラインナップしています。
- 見守りカメラ
- 見守りカメラ3MP
- 見守りカメラ3MP にゃんボット
- 見守りカメラ 3MP わんボット
- 屋外カメラ
- 屋内カメラ
屋外で使いたい場合は、「SwitchBot 屋外カメラ」の1択。
屋内で使う場合は、大きく分けて「見守りカメラ」と「屋内カメラ」の2択です。
「見守りカメラ」は、AIによる自動追跡機能を搭載。動体をカメラが自動検知して、水平方向360度、垂直方向115度の範囲で追いかけます。
標準モデルと上位モデル(3MP)の価格差がごく僅か。購入するなら言うまでもなく、上位モデル(見守りカメラ 3MP)がおすすめです。
デザインにもこだわりたい場合は、+1,000円で「にゃんボット」や「わんボット」を検討しても良いでしょう。
「屋内カメラ」は、130度の超広角レンズ及び水平107度、垂直57度の広範囲で撮影する定点カメラ(追跡機能なし)です。
それゆえカメラとしての機能は、追跡機能を搭載した「見守りカメラ」が優秀な仕様となっています。
したがって屋内で使うなら「SwitchBot 見守りカメラ 3MP」が最もおすすめです。
まとめ:SwitchBotのある暮らし
スイッチボットの全製品を解説・レビューしてきました。スイッチボットによる自宅のIoT化は、手軽にスマートホームを構築するためのベストな選択肢のひとつだと分かっていただけたかと思います。
筆者自身、スイッチボットでスマートホームを構築しているユーザーのひとりです。もっとスマートホームが浸透することを願って、本記事を執筆してきました。
本記事への質問や感想がある方は、ぜひコメント欄までお願い申し上げます。
スマートホームによって、あなたの生活が少しでも豊かになることを願っています。
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